3月19日（木）深夜、お笑いコンビのナインティナイン岡村隆史がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」（ニッポン放送・毎週木曜25時～）が放送。岡村がゲストとして登場した東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦（Baritone Sax）に対し、音楽フェスに出演したいと語る場面があった。

東京スカパラダイスオーケストラといえば、昨年2019年9月に開催された同番組イベント「岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭in横浜アリーナ」に出演。その際、岡村は「Paradise Has No Border」でサックスを吹き、スカパラとのコラボを果たしていた。

そんな岡村歌謡祭での思い出を振り返っていたこの日、岡村は歌謡祭でサックスの出だしを失敗した「Paradise Has No Border」をリベンジで谷中と共に生披露。その後のトークで、谷中にサックス歴を質問した。

岡村：谷中さんってサックスを始めて何年になるんですか？

谷中：スカパラは30周年ですが、デビューの1年前に始めたから、31年ですよ。（サックスを）買って、すぐにスカパラに入ったから。買って、1年でアルバムを出してるってことだ。

岡村：うわ～。

谷中：だから、ろくに吹けないまま、最初は入っているんですよ。

岡村：すごくないですか！？ それ。

谷中：すごい。

岡村：僕もすごくないですか？ ろくに吹けないのに、スカパラさんと横浜アリーナでやらせてもらって（笑）

谷中：だから、すごい親近感。そう考えると、俺に照らし合わせると、俺よりもぜんぜん成長が速いですよ。

岡村：でも、毎日吹くでしょ？

谷中：まあ、仕事として毎日やる。で、スカパラの場合はスカなんで。スカのビートを刻むパートがあって。『ンバ、ンバ、ンバ、ンバ』って、1曲ずつやり続けるみたいな。下手したら1ステージ、ずっと『ンバ、ンバ、ンバ、ンバ』って。そういうので鍛えて。ようやく、ちゃんと吹けるようになったっていう。

岡村：は～。そういうのをちゃんとやっとけば良かった。今からでも毎日毎日吹けば、（僕も）入れるってことですね？ スカパラさんに。

谷中：そうですよ。入る気、満々じゃないですか！？

岡村：ははははは（笑）

谷中：それ、スカパラメンバーのみんなが喜ぶだけですよ。

岡村：でも、aikoがいきなりスカパラに入ってきたから。（スカパラとaikoは先日『Good Morning～ブルー・デイジー feat. aiko』でコラボ楽曲を出した）

谷中：パートが違うもん。

岡村：でも、順番からしたら僕じゃないですか？ だって、谷中さんは『サックスをやめないでよ。これからもサックスを吹いてね』、『わかりました！』って言って、aikoとやるんだもの。『岡村くんとやるよ』って言われたら、僕もちゃんと毎日、『ンバ、ンバ、ンバ、ンバ』って練習してましたよ。ところが横からaikoが入って来て。で、aikoと楽しそうにPVを撮っている写真が送られてきて。『これ、非公式だからね』って。それ、どこにも載せれないし、楽しそうやなと思って。

谷中：ははははは（笑）。

岡村：そんなのがいいなって。だから、『次は岡村くんだよ』って言われたら、一生懸命に吹いたのに。そこがちょっと悔しかったもんですから。谷中さんなら僕の気持ちをわかってくれていると思ったんですけど。1年でスカパラに入ったように、ちゃんと1年練習すれば、いける可能性はあるってことですよね？

谷中：そうですよ。本当にやる気はある？

岡村：あります。

谷中：スカパラのメンバーに明日会うんで。それをみんなに言っておきますよ。

岡村：僕、King Gnuのヌーさん（井口理）にも言っているんですけど、フェスに出たいんですよ。

谷中：ロックフェスね？ 今年、やれたらいいですね。

岡村：そうですね。だから、コロナがちゃんと終息したら、フェスとかに出て行きたいんですよ。

谷中：いいですね。でもフェスの前にライブハウスとかでやれたらいいんじゃないですか？

岡村：ライブハウスって、逆に本格的じゃないですか？

谷中：横浜アリーナでやったアーティストですよ？ しかも紅白で吹いているアーティストですよ？ できないことはない！

岡村：ははははは（笑）。

東京スカパラダイスオーケストラが3月18日にリリースした、デビュー30周年記念ベストアルバム「TOKYO SKA TREASURES ～ベスト・オブ・東京スカパラダイスオーケストラ～」の収録曲で、aikoがゲストボーカルを務めた楽曲「Good Morning～ブルー・デイジー feat. aiko」を引き合いに出し、スカパラへ加入したいと谷中に直訴した岡村。音楽フェスへの出演希望も明かし、「どこかで、やれたらいいなという風に思ってるんです」と願望を口にした。