3月28日(土)深夜に放送されたニッポン放送『オールナイトニッポン0(ZERO)~決戦!お笑い有楽城~』で、お笑いコンビ・鬼越トマホークが優勝し、『オールナイトニッポン0(ZERO)』の単発パーソナリティ権と優勝賞金10万円を手にした。
この番組は、各事務所イチオシの若手芸人が『オールナイトニッポン』の単発パーソナリティ権をかけて、ラジオでのトーク力を大会形式で競っていくというもの。この大会用に作ったラジオスタジオにて、決められたテーマと制限時間の中で心に残るトークを披露すべくそれぞれが奮闘した。
出演者は、Yes!アキト、鬼越トマホーク、駆け抜けて軽トラ、きしたかの、SAKURAI、さんだる、鈴木幹也、ストレッチーズ、TCクラクション、トンツカタン、はなしょー、真夜中クラシック、ゆかりてるみの13組。MCを前回優勝のスタンダップコーギーとタレントの笹木香利が務め、審査員はTKO・木本武宏、野呂佳代、『オールナイトニッポン』チーフディレクターの石井玄氏、ニッポン放送で様々な番組の構成を担当する放送作家・松田健次氏、そして当サイト『ニッポン放送NEWS ONLINE』編集長の安田隆也が務めた。
予選に続いて決勝が行われ、優勝したのは鬼越トマホークの2人。2人は、その後のインタビューで、「(TKO)木本さんのおかげですね」とコメント。鬼越トマホークらしい毒舌トークだけでなく、『オールナイトニッポン0(ZERO)』で届けられるような真面目なトークも聴いてみたいとメッセージをくれていたことに対し、感謝の言葉を述べた。
また、勝因についても、「毒舌は(決勝の制限時間5分のうちの)2分くらいでちょうどよかった。5分でまだ喋り足りないっていう感じがあったんで、それで“まだこいつら聴いてみたいな”と思われたのかなって。そこが深夜ラジオには大事なんだな、と」と語っていた。
鬼越トマホークは、先日TBSラジオの『爆笑問題カーボーイ』にも出演。その際も得意の毒舌トークが話題となっていたが、終了後にいろいろな先輩から「お前らめっちゃ面白いけど、あのままじゃダメだぞ」「あそこまでいってどんどん求められてもキツイぞ」とアドバイスを受けたことを明かした。
2人はそうした言葉も含めて『オールナイトニッポン0(ZERO)』に活かしたいと話し、「聴いてる人にちゃんと面白いと思ってもらえるように」「鬼越トマホークにしかできないオールナイトニッポンを模索しようかなと思います」と意気込んだ。さらに芸人の先輩からは、「ラジオでファンになってくれた人は離れない」とも言われたそうで、「コアなファンに向けて頑張りたいです」と話していた。
最後に『オールナイトニッポン0(ZERO)』レギュラー化の野望について聞かれると、2人は、「今空きがあるのどこ?(『オールナイトニッポン0(ZERO)』水曜日パーソナリティの)佐久間さんかな?」「(テレビ東京の)プロデューサーでラジオやるって、芸人の枠ひとつ減らしてるじゃないですか(笑)佐久間さんの枠を狙います!(笑)」と毒舌を交えながら語った。
番組情報
土曜も深夜3時からはオールナイトニッポン0(ZERO)!スペシャルなパーソナリティが週替わりで登場します!