ぺこぱが「人を傷つけない」理由 中川家に明かす
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「M-1グランプリ2019」ファイナリストのお笑いコンビ・ぺこぱが、中川家との意外な接点の多さを明かした。
3月24日(火)のニッポン放送「中川家DAYS」(パーソナリティ:中川家 剛・礼二/毎週火曜13時~)に出演したぺこぱ。衣装、メイクもばっちりな状態でスタジオに現れたぺこぱの松陰寺太勇とシュウペイは、持ち前のキャラでハイテンションに自己紹介。テンションの高いシュウペイが中川家・剛に「ちょっと黙っといてくれる?」と怒られながらも、2人が出会ったバイト時代や下積み時代についてトークした。
2人が出会ったのは、松陰寺が23歳、シュウペイが19歳の頃に働いていたバイト先の飲食店。当時、激しい縦ノリで皿を洗うギャル男だったシュウペイの発言に「面白い!」と心を掴まれた松陰寺が、すかさずコンビ結成を申し込んだのだという。
そんな出会いからコンビを結成したぺこぱの2人は、NHK BSプレミアムの番組「爆笑ファクトリーハウス 笑けずり」(2015年8~9月放送)で、中川家も講師を務めたお笑い合宿に参加していた。携帯電話も取り上げられた状態で、河口湖のロッジに20日間滞在し、みっちりお笑いを学ぶ合宿を行い、期間を追うごとに課題審査で一組ずつ芸人が振り落とされていくシステムで、その中でもぺこぱは最後の数組に残っていた。
そして昨年、M-1グランプリ2019の決勝戦で久しぶりにぺこぱを見た中川家。「ちゃんとしてた」「だから、(今も)こうやって残ってる」「基本ができての、あれ」「基本ができてないのに、あれをやるからみんな失敗する」と、改めてネタを高く評価。
M-1グランプリでブレイク以降、“人を傷つけない笑い”とうたわれているぺこぱの漫才だが、最近では、普段も、人の悪口や愚痴を口にすることはないという。その理由について、シュウペイは「姉が2人いて汚い言葉が飛び交う環境ではなかった。逆に『やだー!』みたいにおネエっぽくなっちゃう」と語り、松陰寺は「人に向けた槍は、必ず僕に戻ってくる」とキャラを交えてコメント。これからも、ぺこぱらしい漫才で楽しませてくれそうだ。
初めての漫才で参考にしたのが中川家の漫才だったことや、駆け出し時代に中川家からアドバイスを受けたことなどが明かされ、中川家とぺこぱは意外に接点の多いことがわかった。
剛曰く、「バランスのいいコンビ」のぺこぱ。サッカーやミュージシャンなど、漫才以外にも多彩な経験とキャラクターを持つ2人は、今後、もっと幅広い分野で活躍するに違いない。
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