11月6日（金）深夜、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信と相田周二がパーソナリティを務めるラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン」（ニッポン放送・毎週金曜25時～）が放送。小宮が、後輩芸人にご飯を奢る理由を明かす場面があった。

先日、『M-1グランプリ』の対策として、ヨシモト∞ホールに出演させてもらったと語る小宮。吉本芸人の中に交じり、他事務所である三四郎が唯一出演したという。出番の終了後、エンディングに出る為に待機していたところ、お笑いコンビ“空気階段”の鈴木もぐら、“そいつどいつ”の市川刺身に遭遇したと話す。

小宮：空気階段のもぐらと、そいつどいつのボウズの人（市川刺身）がいてね。もぐらとボウズのやつは、高円寺の行きつけのお店があって、そこで飲んでいたら、よく鬼越トマホークの坂井と3人で居るわけよ。

相田：はいはいはい。

小宮：その3人が居て、いつも奢っているわけよ。別テーブルでも。『いいよ。先に帰るけども全部出しとく』って。それが５～6回ぐらい、過去に結構あるわけよ。だから、もぐらとボウズのやつが、僕を見つけるなり、『いつも、ありがとうございます』って言ってくれたから『うん…』って。『“いつも、ありがとう”は良いけど、どこかで言ってよ、そろそろ』と思って。Twitterか何かでつぶやいたり……。

相田：情けねえな～。いいじゃん、そんなの（笑）

小宮：だって10万ぐらい、いってるし。

相田：いいじゃんさ～。

小宮：あと、鬼越トマホークの坂井と空気階段のもぐらは、まだ面識あるからいいけど、そいつどいつのボウズとは喋ったことがない。ボウズの方は、なお、言わなきゃいけないと思う。だから、『今日、どう？ エンディングがあるらしいから、エンディングで言ってよ』っ言って。

相田：粋じゃねえな～（笑）

小宮：いやいや、粋じゃねぇとかじゃなくて。全く、言わなかったらゼロなわけで。10、称えられるところを、まあ、１ぐらいは称えられるじゃん？ ダサいかもしれないけど。

相田：うん……まあね。

小宮：世間の人に、良いと思われたいがために言ってるわけで。『小宮さんに言われたんで、言いました』とは言わないと思うし。こうやって今、ラジオで言った時点でおかしいけれども。

相田：そうそうそう（笑）

小宮：ここから、聞いて下さい。僕は、何のために奢っているのか。

相田：ははははは（笑）。言われたいから？

小宮：みんなから、称えられたいから。一目置かれたいからです。だから、『それを（エンディングで）言ってよ』って言ったら、『わかりました』みたいな感じになって。そうしたら、もぐらが飛び出しで、会場からいなくなった。『言うって言っていたのに何で？』と思って。僕のことをたぶん、適当にあしらったんだよ。言うってなって、『僕、飛び出しですよ』って言えばいいのに。

相田：ああ～そうか。

小宮：そいつどいつのボウズだけになって。まあ、“言う”ってなっていたから、いいんだけどと思って。でも、エンディングになったのに、そいつどいつのボウズのやつ、全然言わないから目くばせして、『言えよ。高円寺で10万ぐらい奢ってもらってることを』みたいな。

相田：情けないって。

小宮：“言えよ”って言ったのに言わないから、エンディング後、そいつどいつのボウズの元に駆け寄ってさ、『ちょっと！』って言おうとしたら、（お笑いコンビ）“金属バット”のボウズの方でさ。『うわ、危ね！』ってなって。変なことを言ったら殺されるわ、と思って。

相田：ははははは（笑）

小宮：『危ない、間違えた』って。で、そいつどいつのボウズの所に行って『ちゃんと言ってよ。何をやってんのよ』って言ったら、『ごめんなさい。流れがあんまりできてなかったんで』って言われて。『じゃあ、Twitterか何かでつぶやいてよ』って言って。

相田：そんなに強要する？（笑）

小宮：そこからずっと、毎日毎日、エゴサーチとかして。彼の（市川刺身の）名前を知らないから、どうやって検索しようかなと思って。“小宮”とかで調べても全然、つぶやかないわけよ。つぶやくっていうか、引っかからないわけよ。

相田：ははははは（笑）。もう、名前で調べたらいいんじゃない？ そいつどいつっていうのは、わかってるんだからさ。

小宮：名前を調べるほどじゃないんだよ。覚えられないから、僕。

周りから称えられたいから後輩芸人に奢っている、という小宮。そいつどいつの市川刺身については、奢られていることをツイートすると約束したのにも関わらず、そのツイートが見当たらないと語った。

その後、彼の名前が“市川刺身”だと知ると、小宮は「嘘だろ！ 何だよ、刺身って！ どういうこと？」とツッコみ、ツイートが無いことよりも「名前が一番気になっている」とリアクションした。

番組後半には、そいつどいつの市川刺身から「いつもお会いした時にご馳走して頂き、ありがとうございます」という感謝のメールが届いた。