12月3日(木)深夜に放送されたお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之がパーソナリティを務めるラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送・毎週木曜25時~)で、12月2日(水)に放送された『2020 FNS歌謡祭』(フジテレビ・関西テレビ系)第1夜に出演し、松任谷由実と共演を果たした際のエピソードが語られた。
『スモール3』は、出川哲朗、爆笑問題・田中裕二、岡村から成る。フジテレビ系列で不定期に放送されている同名の特番内で結成された“番組トリオ”だ。今回は、番組テーマソングを松任谷由実に依頼したという縁から3人の『FNS歌謡祭』出演につながったという。
十分な練習期間を取れないまま、本格的な音楽番組に初めて出演することになった岡村は“芸人が音楽番組に出演する難しさ”をリハーサルの様子を通して次のように語った。
岡村:周りにFNS(歌謡祭)のスタッフさんがいて。ほとんどの人が(スモール3のリハを観て)首をかしげているわけ……
矢部:(3人は芸人で)違う畑で仕事をしているんやし、しょうがない(笑)
岡村:俺、ものすごい気になるねん、スタッフさんがコソコソ話していたりすると。“合格点に達していないのかな?”って。“思っていたよりレベルが低い”って思われてんのとちがうかなって。
スタジオ内には、歌詞を間違わないように貼られた紙。目の前ににはプロデューサー・松任谷正隆が“歌いだしのキッカケを手で合図する役”として対応。さらに、歌とダンスに没頭していたため、岡村は収録の合間に受けたインタビューにも気もそぞろで答えてしまうなど、芸人らしくない立ち振る舞いを続けたという。
本番では、音楽番組のしっかりとしたセットと生バンドに圧倒され、他アーティストが1回でOKを出すなか、4~5回のテストを経てスタッフからのOKをもらえたそうで、収録が終わった際にはスタッフ間から拍手が沸き起こったと続けた。
“本来自分は死ぬほど練習してから本番に臨まないといけないタイプ”と自己分析する岡村にとっては気苦労が絶えない現場だったようで、短期間の準備で臨んだ大型音楽番組『FNS歌謡祭』を“あんなに緊張することがあるのか”振り返りつつ、全体を押しては“緊張もあったが楽しめた”と語り、初めての体験に得るものは大きかったようだ。
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番組情報
毎週木曜深夜1時は岡村さんが生放送でラジオでしゃべっています。トークとコーナーでお楽しみください!