キャスターの辛坊治郎氏が1月13日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。『鬼滅の刃』を発端に自身がアニメ・コミックの“沼”にはまってきた流れを告白した。

映画『銀魂 THE FINAL 』(C)Hideaki Sorachi/GINTAMA the Movie／『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(C)吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable

週末の映画動員ランキングが1月12日に発表され、公開から12週連続1位だったアニメ映画、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を抑え、今月1月8日から公開されたアニメ映画『銀魂 THE FINAL』が1位を獲得し、3ヵ月ぶりの首位交代となった。

辛坊）『銀魂』が『鬼滅の刃』を抜きましたか。『鬼滅の刃』も、『千と千尋の神隠し』を抜いて、ひとつ達成感という感じですよね。で、私、『鬼滅の刃』をまず最初に映画で観に行って、それでハマって、世の中がブームだというので、みておかなければいけないということで、最終的にコミック全巻読破までいくわけですけれども、その中間の過程として、テレビシリーズを全部みたというのがあるじゃないですか。

で、いまテレビシリーズをネットのサービスで見放題みたいなものでみていたら、次のおすすめがどんどん出てくるわけですよ。『鬼滅』のシリーズが終わって、そこのスイッチを入れるとですね、『呪術廻戦』というのがいまウリですからと言って、おすすめで出てくるわけですよ。それがずっとプレッシャーというか、指し示されて。そうなるとこっちもへそが曲がっていますから（笑）、「誰がみてやるかこんなもの」と思うわけですよ。ところがそうやって抵抗をしていたのですが、ついに毎晩見ているB級映画が尽きてですね、もうみ見るものがなくなって、しょうがないし今日は時間が1時間くらいしかないと。アニメだったら1本20数分でみられますから、「ああ、この短い時間でみるなら『呪術廻戦』、そこまで宣伝されたらちょっと見ないわけにはいかない」と思ってみたら、ハマってそのまま13本全部見ました。

増山さやかアナウンサー）おお。面白いですか。

辛坊）『呪術廻戦』は、『鬼滅』のファンの皆さんには申し訳ないけれども、『鬼滅』とテイストが似ているのですが、もうちょっと洗練されているというか、都会的で大人向きですね。

増山）おお。

辛坊）内容的には近いっちゃあ近いかもしれないですけれども。まあ、似たようなアニメは過去もたくさんありましたから、どれとどれが似ているということもないですが、『鬼滅』はちょっと血がピューピュー飛び散るシーンがあって、「子どもさんには」という方いらっしゃるじゃないですか。その気持ちもわからないわけではないですけれども、『呪術廻戦』と比べるとですね、やっぱり鬼滅の方が若干ターゲット年齢層が低いんじゃないのかという。『呪術廻戦』の方がターゲット年齢が高そうだなという感じが正直ありました。13本一気見するくらいハマちゃったわけで。そうなんですよ。ところがね、『呪術廻戦』はまだ13本しかなくて、14本目はまだオンエアされていないっていう状況のなかですから、すごくここからの展開が気になってですよ、「頼むよ。死ぬまでに完結させてくれよ」。

増山）「俺が生きているあいだに」ってね。

「進撃の巨人」完結

辛坊）そう。『呪術廻戦』13本見終わったら、次そのネットサービスは私に『進撃の巨人』のアニメを見ろって言ってものすごいプレッシャーをかけるわけです。スイッチを入れるたびに『進撃の巨人』が出てきて、そろそろ見ないといけないのかなって。これは4月9日に（コミックスが）完結するという情報がありましたから。だったらみ始めても死ぬまでに完結するかと思って。

増山）術中にはまりまくっていますね。

辛坊）本当ですよ。どんだけアニメみてるんだ、この歳で。