3月8日(月)、ファーストサマーウイカがパーソナリティを務める特別ラジオ番組『ファーストVOICE~あなたの声を聴かせてください~』(ニッポン放送・22時〜)が放送。ゲスト出演した3時のヒロイン・福田麻貴の“女性芸人”にまつわる興味深いエピソードなど、女性同士、様々なトークが展開された。
同企画は、フジテレビ、BSフジ、ニッポン放送による3波連合プロジェクト「楽しくアクション!SDGs」の一環として放送。「国際女性デー」であるこの日、「女性でよかったこと・よくなかったこと」などをリスナーから募集し、「女性の生き方」をテーマにゲストを招いてトークを展開した。
番組中盤には、ウイカが「かなり心を許している貴重な友人」というほどプライベートでも親交が深い、3時のヒロイン・福田麻貴が登場。近年、活躍が目覚ましい“女性芸人”ならではの思いや悩みについて告白。
福田は、「“女性芸人枠”っていうのがあるので、自分のスキルで男性芸人やったら、出られてなかったやろうな」と感謝する一方、今でも女性芸人は、外見のインパクトが重視されていると言及。そんな福田が、女性芸人にまつわる印象的なエピソードを語った。
福田:面白いなと思ったのが、昔、大阪で、お客さんとしてお笑いライブを見に行った時に、『覆面大喜利』っていうコーナーがあって。
ウイカ:何それ(笑)。面白い。
福田:大喜利って、誰かが挙手して、「この人が答えるんや」ってわかった状態で、大喜利の答えを出すじゃないですか。その『覆面大喜利』は、覆面をかぶってて、大喜利の答えもMCの人が読むんですよ。誰の答えも。
ウイカ:あ、誰が書いたかわからん状態でってこと?
福田:わからん状態で出るんですけど、その『覆面大喜利』で優勝したのが女性芸人の方で。当時、その大喜利の空気感で、女性が優勝したり、女性がウケたりするってことがあんまりなかったんで、やっぱり“女性”ってだけで、フィルターかかってんのかなっていうのは思いましたね。
ウイカ:そうか。もしかしたら無意識レベルで、わざわざそうやって見ようと思ってるわけじゃないですけど、なんかあるのかもしれないですよね。
福田:だって、もしプライベートで合コンに行って、女性がめちゃくちゃ笑いとってたらやっぱり引くでしょ?(笑)
ウイカ:あははは(笑)。
福田:なんかどこか(女性には)求めてないというか、あくまでも異性からですけど。女性同士だと面白い子とか好きやし。
ウイカ:確かに私もアイドルでやってたときに、自分は中の下やと思ってたし、「ようこの顔でアイドルって言えるな」みたいなことを言われたりすることもあったんで。
福田:え、ウイカで?
ウイカ:言われるよ。
福田:ウイカでそれなら、私どうなってしまうねん(笑)。
ウイカ:多分、横並びで見てるというよりかは、「“アイドル”という言葉をそのレベルで使うのか」みたいな、肩書きみたいなことがデカいんやと思う。
福田:肩書きね。
ウイカ:“芸人”という肩書きで、女性という部分のフィルターがかかったりするのと一緒で、“アイドル”っていうのも、「アイドルっていうからには、可愛くあれ」みたいなね。
“芸人”や“アイドル”といった肩書きが重要視される風潮について振り返った2人。また、福田は過去にネタ作りでも、「女やねんから、女っぽい設定で女をいかしたネタしな」とダメ出しされ、葛藤した時期もあったという。
さらに、番組後半には、「ピンク色が好き」と公言する男性リスナーと電話を繋いでトークを展開。「ピンクを選ぶ男の子、すごく素敵だなと思うよ!」と共感した福田とウイカは、“性別”と“色”の先入観についても持論を展開し、最後まで話題が尽きなかった。
番組情報
バラエティ・ドラマ・ラジオなどマルチに活躍するファーストサマーウイカが月曜日のオールナイトニッポン0を担当! 基本はコテコテ!願わくはスタイリッシュに!怒られない範囲でセクシーに! 話したことが、何でもいいから毎週ネットニュースにならないかなぁ~なんてスケベ心を抱きながらお送りします。