3月17日（水）深夜、テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」（ニッポン放送・毎週水曜27時～28時30分）が放送。テレビ東京と秋元康がタッグを組むバラエティ番組「青春高校3年C組」のベストアルバム『また会いたいと思える友に、人生で何人巡り逢えるか？』に、佐久間と、番組総合演出の三宅優樹によるデュエット曲『俺のベビースターラーメン』が収録されることを発表。また、同楽曲を初解禁しフルコーラスでオンエアした。

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バラエティ番組「青春高校3年C組」は3月いっぱいでプロジェクトの終了が発表されており、これに合わせたベストアルバム『また会いたいと思える友に、人生で何人巡り逢えるか？』が、3月31日（水）に発売される。

ラジオ内で佐久間は、「皆さんに報告しなきゃいけないことがあるんですよ」と切り出し、CDデビューすることを報告。経緯として、秋元康の冗談のような提案がきっかけだったと明かしつつ、想像以上に本気で作られた楽曲に「なんで！？」と突っ込んだ。

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

「2月の中旬、レコード会社から『秋元さんから曲が送られてきました』って言われて、『えっ、秋元さんが2週間前に言ってたやつ、冗談じゃないの！？』っていう。しかも、自分たちの力不足で終わってしまう番組の、その力不足だったプロデューサーと演出が歌うって、意味が分かんないから！（笑）

あと、秋元さん、なんでこの曲に関してはそんなに歌詞がツルッと早いの？ っていう。他の曲とか人によっては、レコーディングのぎりぎりまで歌詞ができてなかったり、そういうのをインタビューで読んだことあるよ？ なんで、冗談で言ったものを2週間であげてきてるの？ なんで腕をブンブン回してんの！？ っていう（笑）」

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

「歌詞を開いたら、タイトルが『俺のベビースターラーメン』っていうタイトルなのよ。その歌詞を読んでみたら、サラリーマンがいろいろ働いて、悔しい思いをして、働くのは大変だってなって、それで、今夜もベビースターラーメンをつまみに酒を飲むっていう、おじさんの応援歌だった。世で働く人たちの気持ちを汲んで『わかるよ、おじさんになって働くの、大変だね』っていう、全ての働くおじさんへの応援歌を秋元康が書いてきたわけ。で、曲を聞いてみたらめちゃくちゃフォークで、すごくいい歌だったの。」

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

「ただ、疑念が残るのよ。青春高校のアルバムに働くおじさんへの応援歌が入っていて、しかもプロデューサーが歌うって……もう、意味が分かんないから！」

佐久間は、この3月いっぱいでテレビ東京を退社することが決まっているが、楽曲をもらった時期にちょうど辞表を書いたりしていたそうで、曲を聞いて泣けてしまったという。完成した曲について、秋元からは「佐久間の歌、聴いたよ！ いいね。沁みる。声がいい」との感想があったとのこと。

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

一通りCDデビューまでの道のりを明かした後、『俺のベビースターラーメン』をフル尺でオンエア。照れ臭そうに「ちょっとなんか、すごいよね？ すごい、すごい」と状況に驚きつつ、「これ、入れてほしいよ、カラオケ。全国のサラリーマンに歌ってほしい」と言い、すっかりデビュー曲を気に入った様子だった。