3月24日(水)深夜、乃木坂46で2期生の新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週水曜25時~27時)に、週替わりパーソナリティとして2期生の堀未央奈が生出演。28日開催のライブ「9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~2期生ライブ~」をもって乃木坂46を卒業する堀が、新内とこれまでの活動を振り返った。
3月28日は、2期生が乃木坂46に合格した日で、それから8年経つという。新内は堀に「お互いの存在を言葉で表すなら私は“戦友”だと思っていて。なんか、ライバルとはちょっと違う」と言って切り出し、涙ぐみながらこれまでの思いを伝えた。
新内:この前、未央奈の表紙だった雑誌があって、その中で未央奈が2期生に対してそれぞれどう思うか? って。
堀:『BUBKA』(白夜書房)さんかな?
新内:そう。未央奈はずっと、「2期生、2期生」って言ってくれていたじゃん? で、その雑誌の質問で「2期生のことをあんまり言及しない新内さんに対してどう思いますか?」って書いてあって。
堀:ああ、質問された。
新内:それって、ファンの人もたぶん思っていると思うの。私があんまり「2期生、2期生」って言わないって。それで今まで、いろいろ言われることもあったし、それは自分でも分かっていたけど。でも、未央奈がその雑誌で「あんまり2期生のことを、あえて言わないようにしている」って言ってくれていて、『えっ、なんでこの子、分かってくれているの!?』と思って。あぁ……泣きそう……。
堀:泣かないで! 泣いたじゃん、結局泣いてる!(笑)
新内:未央奈って、すごい大人になっていたんだなぁと思って。
堀:もう24歳だからね。
新内:たぶん、いろいろ思っていたと思うの。自分が2期生を引っ張っていかないといけないとか。私は年長なのに、あんまり2期生のことを言わないけど、私は私で、1期生と仲良くならなきゃなとか、あんまり(1期生と2期生が)遠いままだとイヤだなと思っていたから、(堀に2期生のことを)任せていた部分もあったから。でも、『あっ、分かってくれていたんだ』と思って。
堀:うんうん。
新内:なんか、8年経って、お互いすごく成長しているんだなと思って、すごくうれしかった。最後にライブもできたりいい形で卒業して行くから、これからの人生も頑張ってほしいなって。……インタビューされた時に困らなかった?
堀:でもなんか、そういう風に私が言える機会が最後にできて、まいちゅん(=新内)の力にちょっとでもなれたらなと思ったから。
新内:私、書いてあるって知らなくて、たまたま事務所に置いてあって読んだら、えっ!?って。泣くけど? って。
堀:みんな分かってるよ、分かってると思う、ちゃんと。
新内:でも、言葉にしないと伝わらないのよ。
堀:まぁね。でも、見えているものが全てじゃないから。私たち2期生は特に、まいちゅんの近くにいて見ているから分かっているし、そこについて自分を責めたり考えたりする必要もないと思う。
新内:でもなんか、すごいその言葉で救われたなと思って。いろいろ大変だったじゃん? 数々の苦難を乗り越えて卒業するわけだから、これからの人生を、卒業生みんなに対して思うけど、本当に幸せになってほしいんだよね! 頑張ってきたところを見ているから、全員幸せになってほしい!
堀:私も思っているよ! 旅立つ側だけど、やっぱり今のグループにいる子たちに対して、楽しんで活動してほしいなってすごい思う。
新内:未央奈は何かあるとすぐに連絡をくれるし、「2期生のこういうところ、こういう時はこうしよう!」みたいな。いつも周りを見れていた人だからこれからも大丈夫だと思います!
堀:ありがとう! 頑張ってきてよかった。
雑誌で堀が語っていたコメントを見て、改めて良き理解者だと感じ、胸を打たれたという新内。泣きながら新内が感謝を伝えると、堀は「みんな分かってるよ」と言って慰めた。この後も8年間の活動を思い思いに語り、昔、2人でback numberのライブに行ったことを明かし、『SISTER』を流して締めくくった。
番組終盤には、スタジオで堀が1人になり、全国のリスナーとファンにメッセージ。8年間はあっという間だったといい、自分のことのように喜んだり泣いたりしてくれたファンに支えられたと、感謝を伝えた。
番組情報
アイドルグループ乃木坂46が毎週水曜日の「オールナイトニッポン」を担当。 2代目パーソナリティの久保史緒里が毎週お届けします! ふるさと宮城と野球のお話多めの生放送ですが、どうぞラジオ・radikoでお聴きください!