4月1日（木）深夜に放送されたお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之がパーソナリティを務めるラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』（ニッポン放送・毎週木曜25時～）で、岡村と矢部が自身のサインに関する気遣いを語った。

ナインティナイン・矢部浩之、岡村隆史

先月3月21日に緊急事態宣言が解除になったことで、久しぶりに飲食店でご飯を食べる機会があったという岡村。そこで退店間際にサインを求められたという。快く引き受けようとしたものの、店側に指定された場所は誰のサインも書かれていないまっさらな壁。さすがに……と恐縮した岡村は、

「すみません、申し訳ないです。こんなところに書けないです。とりあえず後日サインを書いて持ってきますので……」

と、サインを色紙に書いて後日郵送するという選択をしたという。

矢部：めちゃめちゃええタレントさんやな。

岡村：向こうの人がホンマに書いてくださいって言われたらしゃあないやん。

矢部：そうやなぁ。何かしら代わりになるもんとかなあ。

岡村：何にもなかってん。サッとご飯食べてサッと帰らんとと思ってたから、何にもなかってん。

矢部：難しいなぁ、それは。

岡村の後日郵送するという神対応に関心した様子の矢部だった。

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一方矢部は、携帯電話の裏にサインを頼まれた際の悩みを吐露。

矢部：「いやもう全然大丈夫なんで！」って言うねんけど、書きにくいやんか。

岡村：書きにくい、それは。よっぽど凄い人やと思われるしな。

矢部：我々なんて紙切れで、よくて色紙で。

常に肌身離さず持ち歩く携帯電話にサインをすることはおこがましいし申し訳ないという矢部。

矢部：絶対言われるやん、その子は友達に。「誰のサイン？」「ナイナイの矢部」「へぇ〜」みたいな感じやったら、想像したら、ちょっとショックやん。あんまりいいリアクションじゃなかったりしたら。

……と、サインを書いた後の心配もしているが、これには岡村も似たような思いがあるという。

岡村：野球の帽子とかゴルフの帽子とかにサイン書いてくださいっていう人いるねんけど、その時に必ず言うのが「すごい有名な選手って言うてください」「俺やって言わんてください」って言って書いてんねんいつも。

ナインティナイン・岡村隆史

サインを頼まれることは、非常に光栄……ではあるものの、ファンのその後のことを考えるとサインをする場所には気を遣ってしまう、という芸能人ならではの想いが垣間見えた一幕だった。