ヨット太平洋単独無寄港横断に出航したキャスターの辛坊治郎が6月2日、ニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」にヨット太平洋単独無寄港横断中の船上から電話出演。到着が見えてきたいま、アメリカ大陸へ上陸した際に食べたいものについて語った。

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ニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」では、番組パーソナリティの辛坊治郎がヨット太平洋単独無寄港横断に挑戦している間、“スペシャルパーソナリティ”たちが“留守番”をしているが、番組では「生存確認テレフォン」と題して、辛坊に持たせた衛星携帯電話へ毎回必ずかけることとなっている。

辛坊は4月9日午前9時17分に大阪府岬町の淡輪ヨットハーバーからKaorinV（カオリンファイブ）号で出港したが、6月2日、緯度の高さで北海道の釧路沖東へ約6200キロ離れた太平洋上におり、全行程の75%を達成した辛坊へ、この日スペシャルパーソナリティを務める吉田尚記アナウンサーとアシスタントの増山さやかアナウンサーは電話を掛けた。

現地時刻は夜11時過ぎだが……

「もしもーし」

その第一声の小ささに、「あ、声がちょっと弱々しい感じですけど」と返す吉田アナ。

KaorinV（カオリンファイブ）号

「いやいやいやいや、弱々しいじゃなくてですね……こっち、もう夜の11時なんですよ。で、夜明けの前くらいからいろいろなセッティングしてるんで、今日も3時からずっと起きててですね……これ、電話の時間ずっと待ってなきゃいけないのが大変なんですよ、結構」

思わずこぼれた辛坊の本音に、増山アナが「ラブコールと思ってください！」といなす。

続けて吉田アナが、番組リスナーからの質問をぶつける。「アメリカに上陸して、最初に食べたいものは何ですか？」……果たして？

「ハンバーガー！」

その意外な答えに笑いが止まらない2人。そして「小学生に聞いてるみたい（笑）」と吉田アナ。

最初の1か月はカロリーメイトを重宝し、その後はスープマロニーを愛用、最近は乾燥食品が便利で結構食べているというが、久々の「きちんとした」食事としては、なんと“ハンバーガー”を食べたいのだという。

増山さやかアナウンサー、吉田尚記アナウンサー

そして、増山アナから今後の気象予報を聞き、

「わかりました。ありがとう！」

と答えた辛坊は、増山アナの「残りも頑張ってください！」のエールを聞き、アメリカ大陸へ向けて、引き続き航海を続けた。