高山一実、乃木坂46を離れるのは「本当に寂しい」 卒業後は「引退しようかなと思ってた時期もあった」

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11月10日(水)深夜、乃木坂46で2期生の新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週水曜25時~27時)に、グループからの卒業を控えている1期生の高山一実が生出演。卒業が迫った今の心境や、リスナーやファン、メンバーや関係スタッフへの思いを語った。

乃木坂46 高山一実、新内眞衣

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11月20・21日に東京ドームで行われる乃木坂46の全国ツアー「真夏の全国ツアー2021」の、21日の公演がラストライブとなる高山。新内から今の気持ちを聞かれると、「こんなに大きい夢が叶って、それを手放す時ってどんな心境の時よ? って思っていたけど、最後の最後まで、私は寂しい! 次の夢に向かって頑張ろうっていうより本当に寂しいし、全然明るい未来が待っている気がしない(笑)」と心境を吐露。

乃木坂46の冠番組「乃木坂工事中」(テレビ東京系)の最後の収録について、「スタジオを出る瞬間、マイクを取った瞬間に涙が止まらなくなっちゃって」と明かし、「本当に番組スタッフさんやマネージャーさんも、みなさんと一緒に乃木坂46を作ってきたじゃん? その人達と離れるのが本当につらい」と、スタッフ陣との別れも寂しく感じているという。

卒業後の進退について、「アイドルやめたら、ほんと、引退しようかなと思ってたの、芸能界を」と告白。高山は以前から、山口百恵が好きで憧れだと語っているが、「山口百恵さん好きだったから、(彼女のような引退の仕方が)それがかっこいいっていうのもあって、そうしようかなって思っていた時期もあったんだけど、『でもやっぱ寂しいわ~!』と思って」と、今後も芸能活動を続けると笑いながら語った。

この他にも、「NHK紅白歌合戦」、楽屋での思い出、「真夏の全国ツアー2021」が延期になっていた時の心境についても回想。そして番組終盤には、スタジオで高山が1人になり、全国のリスナーとファンへの感謝を語った。

「こういう形で喋る場面がきっと卒業ライブにもあって、それについて、凄く考えたりして日々を過ごして。この、ここまでの『オールナイトニッポン』でほぼ言いたいことを全て言ってしまって、何を言おうかな? って。

卒業ライブでは、私の凄くやりたい事が叶います。やりたいな、って思っていたこと。当日になったら分かると思うんですけど、それができることがすごくうれしいです。10日後、『サイリウムの光に包まれるのかなー?』って思うと、楽しみだけど、なんか来てほしくないような気もします。

卒業を発表した後はすごくスッキリしたりとか。『やめるならここかな?』っていう風に思って決断したけど、それでもやっぱり、『あぁ、卒業の日来ちゃうか……』っていう気持ちで今もいて。

なんか、未来が明るいってすごくうれしいことだったんだな、って思います。乃木坂46にいると、みんなで今後の夢を掲げながら頑張ってきて。『これの為に頑張ろう!』みたいな。しかも、乃木坂46の活動は毎日楽しいし、これから先も楽しそうと思って、すごく楽しい毎日だったな、っていう風に思います。

私は、これから先の夢が無いことを悲しいことだと思ってはいなくて。世界で一番叶えたかった、アイドルっていう夢が叶って、それで、今後の夢が無いというのはすごく幸せなことなのかな、って最近思います。

10年間、こんな私をアイドルにしてくださって、みなさん本当にありがとうございました。みなさんに見てもらえること、みなさんの人生に関われたこと、すっごくうれしいです! 私は人が大好きなので、たくさんの方の人生の一部になれたっていうことを幸せに、大事に、これから先も生きていきたいと思います。そう思ったら、未来もなんだか楽しそうな気がしています。正直、不安でいっぱいですが、乃木坂46最後の日までは、とりあえず卒業ライブのことを考えて、一生懸命最後の日まで乃木坂46に人生を捧げて生きていこうと思いますので、よろしくお願いします。本当にありがとうございました!」

乃木坂46 高山一実、新内眞衣

乃木坂46 高山一実、新内眞衣

その後、高山のソロ曲『私の色』をオンエアし、「みなさん、私はこれからも生きてます! みなさんとこれからも会えますように!」と、卒業後も応援してほしいと呼びかけていた。

番組情報

乃木坂46のオールナイトニッポン

毎週水曜日 25:00 - 27:00

番組HP

アイドルグループ乃木坂46が毎週水曜日の「オールナイトニッポン」を担当。 2代目パーソナリティの久保史緒里が毎週お届けします! ふるさと宮城と野球のお話多めの生放送ですが、どうぞラジオ・radikoでお聴きください!

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