12月6日（月）深夜、俳優の菅田将暉がパーソナリティを務めるラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」（ニッポン放送・毎週月曜25時～27時）が放送。今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識 選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」でトップ10入りした「ゴン攻め／ビッタビタ」「Z世代」について語った。

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年間大賞は「リアル二刀流／ショータイム」に決定。トップ10は「ジェンダー平等」「うっせぇわ」「親ガチャ」「ゴン攻め／ビッタビタ」「人流」「スギムライジング」「Z世代」「ぼったくり男爵」「黙食」となった。

菅田はこのラインナップを見て「ビッタビタって何ですか？」と質問。「ゴン攻め／ビッタビタ」とは、今年2021年に行われた東京五輪で、スケートボード解説をした瀬尻稜が発した言葉。選手が難所をガンガン攻めることを「ゴン攻め」、技が狙い通りに決まった時には「ビッタビタ」と独特に表現していた。

その理由を聞いて菅田は「ぜんぜん知らなかった……」とつぶやき、スタッフから「俳優さんだから仕方ない」とフォローされるが、その気遣いが悲しいと嘆いた。

「『俳優さんだし』って言うのはやめようよ、一番傷つくのよ、俳優。それで傷つかないようになったら終わりだからね（笑）。あと、『若い頃からやっていますしね』って言われるのも、『めちゃめちゃ気を遣われているなー！』って感じる時、たまにあるんですよ。『忙しいもんね』とかも。

流行語の『Z世代』は知っていますよ！ 僕より後に生まれた世代ですよね。ちょっと前に取材で『今のZ世代はすごいですよね』みたいに言われて、『えっ、僕ってZ世代ですか？』って言ったら、『そんなわけないですよ』って（笑）。そんなことないのは分かっているけど、僕に向かって言うから、『もしかして僕もZ世代なのか？』って気がしてさ。

僕はもう、アラサーなんやねん！！（笑）。もう、アラサーですよ。29歳になる学年ですからね。Z世代がアラサーなわけないから。ちょっと調べて知ったけど、僕はY世代なんですよね。僕らがY世代で、その前がX世代らしいけど、A世代とかはあったんですかね？ A世代は縄文時代、弥生時代とか？

2000年生まれが21歳って、すごいですよね。やっぱ、こういうおじさんみたいなことを言うようになるんですね。僕も10代の頃、『93年、平成5年生まれ！？ ついこの前やん！』って言われたけど、今は同じように思うもん。『2000年生まれ？ この間やん！』って。共演者でも一回り下の子がいると、17歳、18歳くらいだから2003年、2004年生まれとかでしょ？ びっくりするよね。」

「Z世代」にあたる10代の共演者の生まれた年を聞き、驚いてしまったという菅田。撮影現場で「もう菅田は若手じゃないから」と先輩俳優陣に言われたそうで、「いやいや、ぜんぜん僕は若手だと思っているけど、確かに12歳年下がいる手前で『若手』とは言えない」と複雑そうに振り返った。