2月23日(水)深夜、テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)に、声優の花澤香菜が生出演。数々の人気キャラクターを担当する花澤が、声優として自信を感じた作品、転機となったキャラクターを語った。
花澤といえば大のラジオ好きとしても有名で、「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」のリスナーとして知られている。あのラジオが好き、このラジオが面白い、と2人で熱いラジオ談義を展開。そんな中、花澤の声優としての転機を佐久間が聞いた。
佐久間:花澤さんが声優をやっていて、最初に『あれ? これだったらこの世界でやっていけるかも』って思ったのはどういう時なんですか?
花澤:私、大学に通いながら声優をやっていて。
佐久間:そうなんですか。
花澤:『化物語』というシリーズ作品で、千石撫子ちゃんというキャラをやった時に、『やっぱり私、妹キャラのこの感じって、なんか需要があるかもしれない』って思ったんですよ。
佐久間:これは自分の得意分野として、やっていってもいいな、と?
花澤:そう。『“ちょっとあざとい少女”が得意かも』と思った時が、自分で結構積極的に行けるかもなと思ったきっかけかもしれないです。
佐久間:それまでは花澤さんも『この世界でずっとやっていけるかな? 無理かな?』って思っていたと。
花澤:そうなんですよ……。今でもそうですけど、声優って基本はオーディションなので。
佐久間:どんなベテラン声優さんでもオーディションなんですよね?
花澤:一流のベテランの方達と一緒に、大学生の頃から戦わなければいけなくて。『こんなの勝てるわけないじゃん!』って思いながらやってたんですけど。
佐久間:あははは(笑)
花澤:だってベテラン声優さんって何でもできるんですもん! そういう人達の中で“この声にぴったり”っていう人にならないといけないので。
佐久間:うん、うん。
花澤:でもオーディションはすごく楽しいんですよ。要は、好きにやっていい場所なので。
佐久間:通るか通らないか分からないけど、自分なりのアプローチを見つけられると。
花澤:オーディションを通ったら監督の思う通りのことを表現しないといけないけど、それまでは自分の中でいろいろ工夫できるじゃないですか? だから凄く好きなんですよね。
佐久間:あの、例えば、アニメ『3月のライオン』のひなたちゃん(川本ひなた)、あれもオーディション?
花澤:オーディションです!
佐久間:僕は正直、原作の漫画を読んでいた時から『花澤香菜さんだろ!』って思っていて。
花澤:うれしい! あの作品もオーディションで、3姉妹全員受けたはずです。
人気声優で各作品から引っ張りだこの花澤だが、昔はオーディションで『こんなの勝てるわけないじゃん!』と思っていたと告白。これに佐久間は「でも、たぶん『やべえ、花澤香菜とオーディション一緒だよ』ってみんな思ってると思いますよ」と突っ込み。
今の新人声優達は、オーディションで花澤を見かけて『花澤香菜でもオーディションを受ける世界なんだ?』『私やっていけるかな?』と嘆いているはずだと言い、笑いを誘った。
番組情報
元・テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行が、ニッポン放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」に挑戦! フリーのテレビマン、45歳で既婚者、娘がいる脱サラおじさんが、一生懸命しゃべります。最年長パーソナリティがお送りする「メディアミックス ラジオ番組」です!
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