3月17日(木)に、ニッポン放送イマジンスタジオで開催された「第3回 JAPAN PODCAST AWARDS supported by Xperia」授賞式の模様がオンライン生配信され、全8部門の受賞作品が発表された。
“今、絶対に聴くべきPodcast見つけよう”「第3回 JAPAN PODCAST AWARDS」
選考対象1,715作品から「ハイパーハードボイルドグルメリポート no vision」が大賞に決定!
リスナー投票部門ほか全8部門の受賞作品発表!
「JAPAN PODCAST AWARDS」は、2019年秋に立ち上がった優良なPodcastコンテンツを発掘し応援する日本初の大規模アワードで、今回が第3回の開催。「今、絶対に聴くべきPodcast」「もっと世の中に知られるべきPodcast」を、日本の音声コンテンツプラットフォーマー各社協力のもと発掘し、新しいPodcastの可能性を見つけられるビビットな感性を持つ選考委員8名が最終選考を実施した。
「大賞」「ベスト パーソナリティ賞」「ベスト エンタメ賞」「Amazon Music presents ベスト コメディ賞」「ベスト ナレッジ賞」「ベスト ウェルビーイング賞」の6部門は、8名の選考委員が各賞のノミネート作品の中から1位~3位を選考。1位5ポイント、2位3ポイント、3位1ポイントとして集計し、合計ポイントが最も高い作品が受賞となった。「Spotify NEXT クリエイター賞」はSpotifyで配信されている番組の中から、自薦・他薦を問わず広くエントリーを募集し、2021年度の自社データをもとに、Spotifyが6組のクリエイターを選出。「リスナーズチョイス」はリスナーによる投票(総投票数31,241票)を集計し決定、投票数トップ10作品が同時発表された。
大賞 受賞作品
■ハイパーハードボイルドグルメリポート no vision/ウラトウ(テレビ東京)
大賞作品に対する、選考委員コメント ※一部抜粋
テレビプロデューサー 佐久間宣行
音声だけのほうが取材ハードルが下がるという利点を最大限活かしている。技量とハートのあるディレクターにしか録れない作品だと思います。
ニッポン放送エンターテインメント開発部プロデューサー 石井玄
今まで聴いたことがない音声コンテンツです。初めて聴いた時、衝撃を受けました。この発想はできないし、もしできたとしても実行できないです。文句なく現在のNo.1だと思います。経験したことのない音声体験なので、是非多くの人に聴いていただきたいです。制作者の信念と努力を随所に感じられて、ジャンルは違えど、非常に刺激になりました。 パーソナリティは存在しない。強いて言えば、日本の社会全体、そして聴き手であるはずの自分自身だと思います。
女優・エッセイスト 美村里江
「食事」を中心に据えつつ、音から沁みるドキュメンタリーの真実味。各回のディレクターさんの姿勢をはじめ「あくまで個人の意見です」の排除に拍手! 映像版も好きですが、音に集中することで各人物の深遠な存在感に痺れました。蛍や星空を好むカメラマンが、自らのゲス心にハッパをかけて何日も著名人を追いかける…。自宅でケーキを焼く家庭的な夫、その浮気現場に迫る探偵の朝カツカレー…。役者業の観点からも収穫が多かったです。
DJ/ナレーター 秀島史香
見えないからこそかき立てられる聞き手の想像力を逆手にとった、声のルポルタージュ。頭の中に広がっていくゾクゾクした緊張感がクセになります。ただ現場に行って「録る」のではなく、上出遼平氏の柔軟な「聞き手」としての才能なくしては成立しない企画。アンダーグラウンドの世界で生きる百戦錬磨な相手でも、上出Dと言葉を交わしているうちに皆なぜこんなにも胸を開いていくのだろうか。遠い世界で生きているように思えていたけど、いろいろな事情や思いを抱えた同じ人間なんだとふと垣間見える瞬間があって、なぜか共感までしてしまうという。恐ろしい番組です(いい意味で!)。
ジャーナリスト/メディアコラボ代表 古田大輔
テレビ版「ハイパー~」の面白さは人が行けないところに行って、ありのまま見せるところにありました。音声「ハイパー」のロケ場所は行けないことはない。でも、音声にすることでより取材相手の本音に近づき、人には見えないもの=心をよりハッキリと「見せる」力があると感じました。圧巻です。
Spotify NEXT クリエイター賞 受賞6作品
■きえはる心理学ラジオ/きえはる心理学ラジオ
■マンガ760/佐島とにわ
■結婚したい乙女たちのアダルトーク/結婚したい乙女たちのアダルトーク
■佐々木亮の宇宙ばなし/佐々木亮
■すごい進化ラジオ/鈴木 紀之(昆虫生態学者)
■ワインの輪/ワインの輪
Spotify NEXTクリエイター賞 授賞式コメント
Spotifyは、世界中の音楽やポッドキャスト番組を、いつでも、好きなデバイスで、無料でも楽しむことができるオーディオ・ストリーミングサービスです。一人ひとりに合ったおすすめや体験を提案し、リスナーとクリエイターとの新たな出会いを創り出しています。
ポッドキャストについては、革新的なコンテンツの開発や、ユーザー体験の向上、クリエイターの支援に世界中で注力し、市場の成長を後押ししています。日本でもポッドキャストのさらなる普及を目的に、次世代を担う音声クリエイターを発掘し、彼らが専門性を高め、リスナー基盤を広げられるうに支援する「クリエイター・サポート・プログラム」を昨年1月から推進しており、今年年初には1億円の追加出資を発表いたしました。
「Spotify NEXT クリエイター賞」もこの一環として、才能あるクリエイターにいち早く脚光を当て、彼らの創作活動を支援する目的で昨
JAPAN PODCAST AWARDS内に設させていただきました。今年は、Spotify上でのリスニングデータやエディターによる専門的見解をもとに審議を重ね、特に将来性に期待する6組を選出しております。Spotifyは彼らの音声クリエイターとしてのキャリア形成を継続的にサポートしてまいります。
〇各賞の受賞作品・ノミネート作品をまとめたSpotifyプレイリストはこちら
https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX7i7qMljf5lG?si=40f360f998b94acd
ベストパーソナリティ賞 受賞作品
2021年、JAPAN PODCAST AWARDSが選ぶ、最も魅力的なパーソナリティに贈呈される部門賞。
■ゲイと女の5点ラジオ/ゲイと女の5点ラジオ
ベストエンタメ賞 受賞作品
2021年、JAPAN PODCAST AWARDSが選ぶ、最もエンターテインメント性に優れたポッドキャストに贈呈される部門賞(ドラマ・ノンフィクション・ホラー・ミュージックなど)
■ハイパーハードボイルドグルメリポート no vision/ウラトウ(テレビ東京)
Amazon Music presentsベストコメディ賞 受賞作品
2021年、JAPAN PODCAST AWARDSが選ぶ、最もコメディ性に優れたポッドキャストに贈呈される部門賞(コメディ・カルチャー・トークなど)
■83 Lightning Catapult/相田周二 酒井健太
Amazon Musicは国内外問わず、新譜から旧譜まで、豊富な音楽セレクションをiOSやAndroidのスマートフォンやタブレット、パソコンなど様々なデバイスを通して提供しています。Amazon Musicのすべてのストリーミングサービスで追加料金無しでお聴き頂けるポッドキャストと音楽及びカルチャーの体験がこれまで以上に簡単で楽しくなりました。
Amazon Musicでは、クリエイターサポートの一環として、先日「Amazon Music Studio Tokyo」を渋谷に開設致しました。
日本のアーティストやクリエイターの皆様に、自由に創造性を発揮していただいく場として提供し、そこから創造される魅力的な楽曲やポッドキャスト番組等のコンテンツを通じて顧客体験価値を高めてまいります。
また、番組制作に留まらず、ファンやリスナーとの繋がりをより強固にするイベントやファンミーティングを行う場、そして渋谷というロケーションにふさわしい新しいカルチャーの発信地として機能させながらクリエイターのコミュニティーをサポートして参ります。
今回「JAPAN PODCAST AWARDS」内に「Amazon Music presentsベストコメディ賞」を新設しました。
新型コロナウイルス感染症の影響によりここ数年大変な時期が続いていますが、日本には数多くの素晴らしいコメディー文化とクリエイターたちが存在します。Amazon Musicはポッドキャストを通してより多くの人に楽しい体験と笑いを届けることで日本を元気にする活動をするクリエイターたちを応援するために今回Amazon Music presentsベストコメディ賞を新設いたしました。
ベストナレッジ賞 受賞作品(※同率で2作品受賞)
2021年、JAPAN PODCAST AWARDSが選ぶ、最も知的好奇心を刺激するポッドキャストに贈呈される部門賞(学習・テック・ビジネス・ニュース・ライフスタイルなど)
■a scope ~リベラルアーツで世界を視る目が変わる~/NewsPicks
■ゆる言語学ラジオ/Yuru Gengogaku Radio
ベストウェルビーイング賞 受賞作品
2021年、JAPAN PODCAST AWARDSが選ぶ、最も多様性とポジティビティに優れたポッドキャストに贈呈される部門賞(ライフスタイル・ソーシャル・カルチャー・フード・キッズなど)
■ウェルビーイング ~旅する博士と落語するアナウンサー~/KADOKAWA
リスナーズチョイス 受賞作品
リスナーからの投票によって決定する部門賞。総投票数31,241票を集計し決定、上位10作品が同時発表された。
■ゆる言語学ラジオ/Yuru Gengogaku Radio
<リスナーズチョイス上位10作品>
1位 ゆる言語学ラジオ
2位 歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)
3位 チャポンと行こう!
4位 マユリカのうなげろりん!!
5位 backspace.fm
6位 ゆとりっ娘たちのたわごと
7位 シノブとナルミの毒舌アメリカンライフ
8位 結婚したい乙女たちのアダルトーク
9位 三原勇希×田中宗一郎 POP LIFE: The Podcast
10位 月曜トッキンマッシュ
JAPAN PODCAST AWARDS 選考委員
既存エンタメ・メディアの先入観に囚われず、音声メディアの可能性や課題に関し、スマートかつビビットな視点で言及・選考ができる感性を持つ8人が選考委員を担当した。
各選考委員のプロフィール、選考結果、コメント全文はHPに掲載。
https://www.japanpodcastawards.com/judges/03/
第3回 JAPAN PODCAST AWARDS授賞式 概要
■開催日時:2022年3月17日(木)17:00~19:00
■場所:ニッポン放送 イマジンスタジオ
■司会:荘口彰久
■登壇者:秀島史香、古田大輔 ほか
■配信形態:YouTubeライブで生配信
■アーカイブ視聴:https://youtu.be/m_DL2Fyy8JM
3月20日(日)ニッポン放送で特別番組が放送決定!
「第3回JAPAN PODCAST AWARDS」の開催を記念した、ニッポン放送の特別番組の放送が決定した。放送日時は3月20日(日)19時~20時の1時間。フリーアナウンサー荘口彰久とDJ/ナレーターの秀島史香がパーソナリティを務め、「第3回JAPAN PODCAST AWARDS」を振り返る。
■番組名:今、絶対に聴くべきポッドキャストはコレだ! 第3回 JAPAN PODCAST AWARDS ラジオ
■放送日時:2022年3月20日(日)19:00~20:00
■パーソナリティ:荘口彰久、秀島史香
■放送局:ニッポン放送(関東ローカル)
JAPAN PODCAST AWARDS 概要・運営組織
“今、絶対に聴くべきPodcast見つけよう”
「JAPAN PODCAST AWARDS」は、ファンを獲得し熱狂を生んでいながらも、世の中になかなか周知され辛い、本当に優良なオリジナル音声コンテンツを発掘することを目的に立ち上がりました。音声コンテンツの新たな指標が1つできること。それにより、日本でさらに音声コンテンツが聴かれるようになること。それは必ず制作者のモチベーションアップ、そして日本の音声コンテンツの数とジャンルを広げることにつながると考えています。
■企画・運営:ニッポン放送
■制作:JAPAN PODCAST AWARDS実行委員会
■特別協賛:Xperia
■協賛:Spotify Amazon Music Anchor
■協力:Radiotalk SPOON GERA
■公式ホームページ:https://japanpodcastawards.com
■コピーライト:(C)JAPAN PODCAST AWARDS
■公式Twitter:@PodcastAwardsJP
■公式ハッシュタグ:#ポッドキャストアワード