ヒップホップアーティストのKREVAが、5月15日（日）に放送された女優の戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」（ニッポン放送・毎週日曜14時～14時30分）にゲスト出演。KREVAは大の文房具好きとしても知られ、「文房具アイデアコンテスト」の審査員も担当するほど。文房具にはまったきっかけや、魅力を聞いた。

KREVA：『俺、文房具が好きだな』って気付いたのは、子どもが幼稚園か小学生になるタイミングで、三角定規が必要になって。

戸田：うん。

KREVA：銀座の文房具店へ買いに行ったんですけど、気が付いたら上から下まで全部見ていたんですよ。途中、レターカッターを眺めながら「俺、文房具が好きだわ！」って。ブルーハーツの曲『パンク・ロック』みたいな感じで、『僕、文房具が好きだ』と思って。はっきりと好きだわ、って。

戸田：へえ！

KREVA：そこから自分で「文房具が好きだ」って言うようになって、ファンクラブの会報で文房具を紹介したり、ファンの方へのメッセージというか、エッセイのコーナーがあるんですけど、それを手書きにして。

戸田：うん。

KREVA：そこに好きなペンと、それに合った紙を選んで、みんなに手紙を書くみたいなことを続けていたら、それが広まって。いろんなところから声がかかるようになりました。「文房具愛」とか、そういうのをよく言われるんですけど、俺は他の人よりも圧倒的に文房具を信じているの。

戸田：信じている？

KREVA：「俺がこのペンを持てば、何かを生み出せる！」って。

戸田：かっこいい！

KREVA：具体的に言うと、絶対に歌詞を書ける！ って。

戸田：ペンで書いているんですね？

KREVA：ペンで書きます。だから、そこの信念っていうか。例えば、自分が気に入るペンさえ手に入れば、どんなに歌詞が出てこなくても文字が、「このペンを使いたい！」という気持ちから紙に乗り移って出てくるぞ、ということをものすごく信じているし、ペンを変えることで気分も変わったり。そういうことを僕は圧倒的に信じているんですよ。

相性のいいペンに出合うと、「何かを生み出せる」「絶対に歌詞を書ける」という気持ちになるというKREVA。この他にも、おすすめのペンとして超極細油性マーカーや、文房具店の魅力、試し書きでのこだわりなどを紹介。KREVAは「これ一生続いちゃうんで、止めてください（笑）」と言いつつも文房具トークは止まらず、熱弁を振るっていた。