ヒップホップアーティストのKREVAが、5月8日(日)に放送された女優の戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送・毎週日曜14時~14時30分)にゲスト出演。実は昔からKREVAのファンである戸田が、学生時代のことや、ヒップホップに興味を持ったきっかけなどを聞いた。
戸田:小さい頃から学級委員をずっとやっているような、優秀な生徒だったそうで。
KREVA:小学3年生まで千葉にいて、4年生から東京の江戸川区に引っ越して来たんですけど、入学して来た月に、学級委員に立候補して(笑)
戸田:すごいね、それ。しっかりしていますよね。ヒップホップとの出会いはいつ頃だったんですか?
KREVA:中学生ぐらいの時にダンスブームがあって。テレビでダンス甲子園がやっていて。
戸田:やってたね!
KREVA:その前にはボビー・ブラウンが流行ってダンスにハマり、後ろでかかっている音楽にも興味をもって、DJとか、ラップにもどんどんハマって行った。それが中学生時代ですね。
戸田:「KREVA」っていう名前はいつ頃から?
KREVA:名前は高校3年生ぐらいの時に付けたんですよ。めっちゃ受験勉強していて、英単語集の中に“難関校用の意味”という項目があるんです。「clever」は「賢い」という意味だけど、そうじゃなくて、「ずる賢い」というのがいいなって。で、スペルが「K」で始まるものは、「C」よりも少しnasty、いやらしい、悪い感じのイメージがあるよね――、というのを塾の先生が話していて。
戸田:へえ!
KREVA:「KOOL」っていう、たばこがあると思うんですけど、あれも「K」なんですよ。
戸田:ああー、そうですね!
KREVA:「K」が持っているイメージがあるよね、という話をしていて。じゃあ「K」から始まる名前にしようと。あと、英語読みじゃなくてローマ字読みみたいにしたくて、「KREVA」って決めました。
戸田:そうだったんですね。そして大学は慶應義塾大学に進学。
KREVA:めちゃくちゃ勉強しました!
戸田:大学時代はどうだったんですか? さらにヒップホップの活動を続けていこうと思ったんですか?
KREVA:大学に入ってからも結構ラップをやっていて。周りも、あいつはラップをやっている人、ヒップホップの人という認識でしたね。自分も「それで行く」っていうのを決めていたので、就職活動とかもあんまり考えていなかったです。
大学受験について「めちゃくちゃ勉強しました!」と即答したKREVA。「KREVA」というMC名も、受験中に見た英単語集と、塾の先生の言葉をヒントにしたと明かした。
この他にも番組では、MCバトルやソロ活動のこと、KICK THE CAN CREWの活動再開に思うこと、楽器を扱えなくても曲を作り続けられるわけなど、これまでの音楽人生をたっぷりと語った。なお、次回5月15日(日)14時からの放送もKREVAがゲスト出演する。
番組情報
女優・戸田恵子が大人のクオリティ・オブ・ライフ(上質で豊な生活)をエンジョイするための「人・モノ・コト」にフォーカスする番組です。
大人の会話が弾むプチトリビア、大人が生活に取り入れたくなる情報をお届けする30分。ぜひお付き合いください。