1984年に東宝創立50周年記念イベントとして始まった「東宝シンデレラ」オーディション。初代シンデレラに沢口靖子、4代目に野波麻帆、5代目に長澤まさみ、7代目に上白石萌歌、8代目に福本莉子。2011年第7回では、審査員特別賞に上白石萌音、山崎紘菜、ニュージェネレーション賞に浜辺美波など、第一線で活躍する女優≪シンデレラ≫を数多く生みだしてきた。そして2022年、東宝創立90周年プロジェクトとして、6年ぶり9回目となる「東宝シンデレラ」オーディション開催が決定した。
オーディション告知ポスター&映像で、上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波が第7回「東宝シンデレラ」オーディション以来、11年ぶりの共演
さらに、かつて1946年から60年代後半にかけて俳優発掘のためのオーディションとして開催され、三船敏郎、平田昭彦、宝田明、佐原健二、岡田真澄らの名優を輩出した、「東宝ニューフェイス」の歴史あるタイトルを引き継ぎ、男性オーディションとして表記も改め、「TOHO NEW FACE」オーディションが始動する。
「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」オーディションの応募期間は本日4月7日(木)~7月18日(月・祝)。応募資格は満10歳から満22歳まで(2022年7月18日時点)の女性、男性。公式HP(https://cinderella-newface.toho.co.jp/)内応募フォームにて、Web書類と1分程度の自己PR動画の提出が、1次審査へのエントリーとなる。
7月の1次審査を経て、8月から全国6都市(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)で2次審査を実施。9月に東京と大阪で3次審査実施後、10月に≪シンデレラ≫と≪NEW FACE≫の2グループに分かれ、都内で4次審査となる合宿審査を行います。そして、最終審査となるのは11月6日(日)。都内にて、「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」グランプリ&受賞者発表会の開催が決定しています。
今回のオーディンション告知ポスター&映像には、上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波を起用。彼女たちがデビューするきっかけとなった2011年の第7回「東宝シンデレラ」オーディション以来となる、実に11年ぶりに3人での共演が実現。
やはり「東宝シンデレラ」オーディション最大の特長は、受賞後に東宝作品に出演できること。主な作品として、上白石萌歌は『羊と鋼の森』(2018年/橋本光二郎監督)、上白石萌音は『君の名は。』(2016年/新海誠監督)や上演中の舞台「千と千尋の神隠し」、浜辺美波は『君の膵臓をたべたい』(2017年/月川翔監督)等々。東宝の映画、演劇への出演から、今やあらゆる分野で大活躍中の3人と同じように、映画、演劇、ミュージカル等で活躍を夢見る、未来の≪シンデレラ≫≪NEW FACE≫を大募集する。
≪参考≫
※「東宝シンデレラ」とは
1984年に第1回を行い、以降不定期に2016年の第8回まで開催している東宝の女優オーディション。今回、第9回として6年ぶりの開催。初代シンデレラに沢口靖子、4代目に野波麻帆、5代目に長澤まさみ、7代目に上白石萌歌、8代目に福本莉子。審査員特別賞では、1987年水野真紀、2011年上白石萌音、山崎紘菜、ニュージェネレーション賞で、2011年浜辺美波など、第一線で活躍する女優を多数排出してきた、日本を代表するオーディション。
※「東宝ニューフェイス」とは
東宝が1946年から 60年代後半にかけて開催していた俳優発掘のためのオーディション。三船敏郎、宝田明らを輩出。久我美子ら女優も輩出している。
「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」オーディション詳細
■応募締切:2022年7月18日(月・祝)23時59分
■応募資格:満10歳から満22歳まで(2022年7月18日時点)の女性、男性
■応募方法:公式HPにて https://cinderella-newface.toho.co.jp/
■賞金・副賞:
★「東宝シンデレラ」と「TOHO NEW FACE」のグランプリに各300万円
※グランプリ受賞者には賞金のほか、セイコーウオッチ株式会社より副賞としてグランドセイコーが贈呈される予定です。
★「東宝シンデレラ」と「TOHO NEW FACE」のミュージカル賞に各100万円
「東宝シンデレラ」「TOHO NEW FACE」ともに、全応募者の中からグランプリを各1名ずつ、さらにミュージカルで活躍が期待される人を各1名ずつ、ミュージカル賞として選出します。
「東宝シンデレラ」オーディションヒストリー *カッコは受賞当時の年齢
(1)1984年 第1回 ※グランプリ/沢口靖子(18)
(2)1987年 第2回 ※審査員特別賞/水野真紀(16)
(3)1991年 第3回 ※審査員特別賞/大沢さやか(17)
(4)1996年 第4回 ※グランプリ/野波麻帆(16)
(5)2000年 第5回 ※グランプリ/長澤まさみ(12) 審査員特別賞/大塚千弘(13)
(6)2006年 第6回 ※審査員特別賞/池澤あやか(14)
(7)2011年 第7回 ※グランプリ/上白石萌歌(10) 審査員特別賞/上白石萌音(12)、山崎紘菜(16) ニュージェネレーション賞/浜辺美波(10)
(8)2016年 第8回 ※グランプリ/ 福本莉子(15) 審査員特別賞/井上音生(12)、柿澤ゆりあ(13)、神谷天音(13)
(9)2022年 第9回 ※初となる「TOHO NEW FACE」オーディションと同時開催
【コメント】
■市川南 (「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」オーディション実行委員会 実行委員長、東宝株式会社 取締役 常務執行役員)
東宝創立90周年プロジェクトとして、第9回「東宝シンデレラ」オーディションと、新たに「TOHO NEW FACE」オーディションをあわせて行うことになりました。
以前から、このオーディションの最大の売りは、東宝製作の映画、ドラマに出演して頂くということ。さらに加えて今回は、演劇、ミュージカルの出演もお約束します。10月実施の4次審査となる合宿審査には、東宝の映画プロデューサーや演劇演出家の審査はもちろん、沢口靖子、髙嶋政宏、髙嶋政伸、そして長澤まさみも是非現場に行きたいと言ってくれています。もちろん、今回のオーディションをPRしてくれている3人、上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波も審査に加わってもらいます。
東宝創立90周年プロジェクトである今回の「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」オーディションは、東宝芸能の俳優さんたちも含めて、総出で審査を行い、東宝らしいやり方で新しい才能を見つけていきたいと思います。
-----
■池田篤郎(東宝芸能株式会社 代表取締役社長、東宝株式会社 常務執行役員)
東宝創立90周年として、「オール東宝」で展開し、これから100周年そして更に、弊社に限らずその先のエンターテイメントを担っていける人材を発掘し、大きく展開していきたいという目的で、このプロジェクトは始動しました。
新たな男性部門のオーディションとして「TOHO NEW FACE」オーディションを立ち上げました。「東宝シンデレラ」は約40年の歴史の中で、ひとつのブランドとして皆さまに大きく育てて頂きました。今回、男性部門の名称を考えるにあたり、1946年から開催されていた「東宝ニューフェイス」オーディションから数々の東宝作品で活躍する俳優を輩出した歴史に着目し、「TOHO NEW FACE」オーディションと命名しました。
また、映画だけではなく演劇でも活躍できるような優れた才能を見出すため、今回から新たに「ミュージカル賞」を創設しました。ミュージカル俳優になるためには、歌や踊りの技術の鍛錬を日々重ねなければいけません。興味のある若い方々に早いうちからトレーニングを積んで頂き、ミュージカルの世界に飛び込んで欲しいと願っています。
東宝が映画も演劇も力を入れて、とびきりのコンテンツを提供いたしますので、そこに参加してくれる才能を見出し、大きなサイクルを創り上げながら展開していきたいと思っています。
-----
■上白石萌歌(第7回「東宝シンデレラ」グランプリ)
「東宝シンデレラ」オーディションは、今思えば私の人生の大きな分岐点でありスタート地点でした。
オーディションを受ける前の私は、表現することは大好きなのに人前に出ることは大の苦手で、いつも誰かの後ろに隠れ、俯いてばかりいるような子供でした。姉と一緒だから、という理由で思い切ってオーディションに応募したことを覚えています。
あれから11年が経ち、沢山の宝物のような出会いと経験をさせていただきました。間違いなくあの時の決断が私を大きく変えてくれました。勇気を振り絞って踏み出した一歩が、人生を変える大きな一歩になるはずです。ご応募お待ちしております!
-----
■上白石萌音(第7回「東宝シンデレラ」審査員特別賞)
歌と踊りが大好きだった私に習い事の先生が勧めてくださったのが「東宝シンデレラ」オーディションでした。「シンデレラ」という言葉が自分と結びつかなくて、そもそも自信が全くなくて、応募するまでとても悩みましたが、背中を押してくださった先生と勇気を出した自分に、今ではとても感謝しています。
何も知らず何もできなかった私でしたが、沢山の方々が根気強く教え導いてくださいました。あの頃の学びは宝物です。
このオーディションで、本当に人生が変わりました。どうかじっくり考えて、心が決まったら、一歩を踏み出してみてください。自信がないなら、「好き」という気持ちを信じてみるのもいいと思います。ご応募お待ちしています。
-----
■浜辺美波(第7回「東宝シンデレラ」ニュージェネレーション賞)
私は俳優になりたいと思ったことは全くありませんでした。だからといって将来何の職業に就きたいという意思もありませんでした。引っ込み思案だった私の気まぐれの1歩が今ここに繋がっています。「東宝シンデレラ」オーディションを受けて、選んでいただいて、私は夢をみつけることができ、そして夢をみさせていただいています。私は不器用なので何かを熟すとき普通の方の何倍も時間がかかるので、比較的小さい頃から始めていて救われた部分がとてもあります。夢があるから、だけではない、私はそうではなかったからこそ、なんてことのないささやかな理由のあなたの1歩を心から応援しております。