上白石萌音が妹・萌歌と過ごした、忘れられない5月の思い出
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5月4日(金)深夜放送の「上白石萌音 good-night letter」で、パーソナリティの上白石萌音が、自身にとって忘れられない“5月”にまつわる思い出を語った。
5月に入ったということで、今回は「皐月の風景」をテーマに話すことにした上白石。現在、竹中直人と生瀬勝久による演劇ユニット・竹生企画の新作公演『火星の二人』に出演している上白石は、夜公演が終わって外に出たときの爽やかな風を浴びるたび、5月という季節特有の心地良さを感じるのだという。
また5月というと、自身にとって忘れられないメモリアルな5月というのが存在すると語る上白石。幼稚園の頃、2匹のハムスターを飼うことになったのが5月だったそうで、妹で女優の上白石萌歌とともに2人でハムスターと遊んだときのことを回想した。
「ハムスターの1匹には、『メイ』という名前を付けました(笑)やりがちでしょ? もう1匹は『チェリー』だったんですけどね。なんでチェリーだったんだろう?散っていった花びらを見て思ったんですかね?チェリーブロッサムとか。
まだちっちゃい、上白石萌音ちゃんと萌歌ちゃんのおうちに、ハムスターが2匹やってきました。お父さんが知り合いから譲り受けてきたんだったかな。ハムスターが2匹で、私と萌歌も2人いたので、それぞれ馬の合うハムスターが居て。私はチェリーで、萌歌はメイだったんです。
チェリーは本当に落ち着きがなくて、私も落ち着きがなかったから、すごく気が合って。走るスピードもめっちゃ早くて、あと大食漢でいっぱい食べるんですけど、すっごい動くから、体はずっと細くて。あと、おっちょこちょいだから、ケージの中の階段をダダダッって上ったかと思ったら、下るのがヘタだから、毎回ドドドドって落ちて。でもすぐ起き上がって、カラカラの中を疾走するみたいな…常にうるさいハムスターで。幼き上白石萌音は、チェリーに負けず劣らず落ち着きがなくてわんぱく少女だったので、もうずっとチェリーと遊んでいましたね。
一方の萌歌ちゃんは、おっとりした性格で1人遊びが上手な子だったんですけど、メイちゃんもおっとりした性格で。いっぱい食べて動かないからブクブク太って、階段もあまり得意じゃないから登らないし。それはそれで馬が合って、萌歌とメイはよく遊んでいたんです。
ある日、萌歌がチェリーのケージに手を入れて、チェリーを撫でようとしたんですよ。そうしたら、萌歌の手にカプッて噛み付いて離れなくなっちゃって。その一件から萌歌は、チェリーが大っ嫌いになりました(笑)」
これが自身にとって、もっとも思い出深い5月だと話した上白石。本当はもっとその季節に相応しい情緒あふれるトークになるはずが、ハムスターの話ばかりだったことに自身で笑ってしまう場面もあったが、最後は「それ以来あまりペットを飼っていないので、私の中で大事な2匹ですね。」と語った。
そんな上白石萌音と妹・萌歌は、6月8日(金)公開の映画『羊と鋼の森』でお互いにとっての念願だったという姉妹初共演を果たす。それを受け、6月のこの番組は、妹の上白石萌歌をゲストに迎えて2人で展開していくという。映画にまつわる裏話や姉妹ならではのプライベートな話題など、ここでしか聴けない様々なトークが飛び出すことに期待したい。