8月24日（水）深夜、乃木坂46で3期生の久保史緒里がパーソナリティを務めるラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」（ニッポン放送・毎週水曜25時～27時）が生放送。22日（月）の決勝戦で幕を閉じた、全国高校野球選手権大会を振り返った。

乃木坂46 久保史緒里と、愛知県岡崎市の非公式キャラクター・オカザえもん

今夏の甲子園は、久保の地元でもある宮城県・仙台育英高校が初優勝。最近は朝も夜も、夢中で甲子園を見て過ごしているという久保に、番組リスナーから「おめでとうございます！」と祝福するたくさんのメールが到着。

18日（木）の準々決勝で仙台育英高校と対戦した、愛工大名電（愛知県）を応援する地元リスナーからも祝福のメールが届き、久保が涙ぐむ場面があった。

愛知県のリスナーメール：＜愛知県民は仙台育英高校と対戦したあの試合が、事実上の決勝戦だったと思っています。本当に仙台育英は強かったです。久保さん、東北地方のみなさん、本当におめでとうございます！＞

久保：「素敵！ 何がいいって、こうやって日本中が温かくなる感じが。高校生が頑張って野球していることで、日本中が温かくなるこの感じが、本当に素晴らしいことだと思うんですよ。

仙台育英の須江監督のインタビューにもありましたけど、本当に青春を我慢、我慢って言われて、遠ざかっていた子達が、野球を通して青春を味わっているのを見るだけで、涙が出る。

私は高校時代があるようでなかったから、青春をもらっている気持ちです……。ありがとうございます。（自分の熱量に）引いてるだろうなぁ、リスナーさん（笑）」

また、優勝校である仙台育英高校に在籍する3年生からもメールが届く。コロナ禍での青春を過ごした学生の心情を思い、再び涙声に。

仙台育英高校在校生からのメール：＜私たち3年生は、入学した時からコロナ禍で、全ての活動が制限されてきました。学校行事もほとんど行われませんでしたが、今回、育英が甲子園の決勝に進んだことで、母が、高校最後の思い出として甲子園球場へ応援に行くことを勧めてくれました。野球部が優勝という最高の結果を残してくれたことで、とてもいい思い出になりました。本当に野球部には感謝しています。ここからは切り替えて、受験勉強を頑張ります。＞

久保：「もう、涙をこらえるので必死……！ そうだよね、本当にいろいろ制限されてきて、いろんなことを我慢して。仙台育英の須江監督が言っていた『青春って密』って、本当にその言葉の通りだなと思う。私達が過ごしてきたのと全く違う高校生活を過ごして。でも、同級生がこんなにも素晴らしいラストを残してくれて、こんなうれしいこと、ないですよね。

“ここからは切り替えて受験勉強頑張ります”って、育英の子は切り替えている……。かたや、何の関わりもない、宮城県生まれの私は切り替えられず……。恥ずかしい（笑）」

野球を通じ、日本中が全国の高校球児を応援し、温かい雰囲気になったこと。夏の甲子園を通じ、学生達の青春を少しでも感じられたと、感動を語った久保。

最近の生きがいだった夏の高校野球が終了したことで、久保は「明日からどんな気持ちで仕事を頑張ればいいのか？」と“甲子園ロス”を嘆いていたが、リスナーの「ここからは切り替えて、受験勉強を頑張ります」という言葉を見て、苦笑いしていた。