8月29日（月）深夜に放送された、ラッパー・R-指定がパーソナリティを務めるラジオ番組「Creepy Nutsのオールナイトニッポン」（ニッポン放送・毎週月曜25時～27時）に、ゲストとしてラッパー・SKY-HI（日高光啓）が生出演。現役のトップアーティストであり、社長やプロデューサーとしても活躍する日高が、経営者として気をつけていることを語った。なお、DJ松永は体調不良のため欠席した。

第一線で活躍するアーティストでありながら、マネジメント＆レーベルを設立、さらにプロデューサー業もこなすなど、様々な肩書きを持つSKY-HI。番組リスナーから社長・SKY-HIへの質問メールも届き、社長として言われてうれしい言葉、部下に言われてうれしいことなどを語る中、トップとして気を付けていることも明かした。

R-指定：社長として気を付けていることってあります？

SKY-HI：自分が立場が上になりやすいっていうのは、すごい気を付ける！

R-指定：ああ～！

SKY-HI：例えばさ、「それ、思っていたならさ、その時に言ってくれればいいじゃん！」みたいなさ。でもそれって、言う方は結構大変だし、気を遣うだろうし。

R-指定：そうですね。

SKY-HI：「それ、思っている時に言ってよ！」とか、「録ってる時に言ってくれればよかったじゃん！」とかさ。そういう時に口を挟むのは、スタッフは大変だよ？ って思っていて。

R-指定：うんうん。

SKY-HI：で、自分はアーティストで、お金を出す側で、雇い主だから。周りからしたら一番言いづらいだろうから、極力、突っ込まれるように頑張ってる（笑）

R-指定：隙を見せる、みたいな？

SKY-HI：もともと隙の多い人間だから、下手に武装しない。昔、会社を立ち上げた時とかはスーツを着るようにしていたんだけど、今はスーツを着ないようにしている。

R-指定：圧が出ちゃうからですか？

SKY-HI：そう！ 圧をとにかく出さないで生きていく。

R-指定：うん、それはうれしいですね。確かに、「言ってくれよ」って言われても、言えない空気感があったりしますからね。

SKY-HI：そうそう。

R-指定：俺は、言えない人なので。マジで言えないんですよね。だからラップがあるのかもしれないですけどね。

自分の立場が上になりやすいことを認識する、突っ込まれるようにする、下手に武装しない、圧を出さないことなど、会社のトップとして心に留めていると明かした。

実は、R-指定が高校生の頃から面識があるという2人。初めて出会った時のことや、高校生・R-指定の印象、2人とも「世話になり過ぎた人」と語るラッパー・KEN THE 390への思い、最近の楽曲制作についてなど、ラッパー同士の音楽談義も繰り広げた。