キャスターの辛坊治郎が10月6日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(28)が“史上初”の投打同時のダブル規定を達成したことについて、「すごいことだ」と称賛した。
辛坊)夕刊フジ、私が気になった記事はウラ1面(最終面)にあります。
-----
「大谷 史上初 W規定達成」
~『夕刊フジ』2022年10月6日発行分(最終面)より
-----
辛坊)リードを読んでみます。
-----
「エンゼルスの大谷翔平投手(28)が5日(日本時間6日)、レギュラーシーズン最終戦となったオークランドでのアスレチックス戦に『3番・投手兼指名打者』で先発登板し、シーズン162イニングの規定投球回にメジャー5年目で初めて到達した。打者では2年連続で規定の502打席をクリアしており、球団によるとワールドシリーズが始まった1903年以降の現行のメジャーでは、投打同時のダブル規定達成は初の快挙。5回1失点、奪三振6で9敗目を喫し、16勝目はならなかったが、完成度を高めた投打の二刀流を球史に刻んで今季を締めくくった。」
~『夕刊フジ』2022年10月6日発行分(最終面)より
-----
辛坊)すごいです。投手として規定投球回に達してしまいました。打者としても規定打席を達成しています。なぜ、こういう制度があるかを説明します。仮に、公式戦で投手として1イニングだけしか投げずに失点0で抑えても防御率0となります。打者としても1打席しか出場せずに本塁打を打っても打率10割となるわけです。それはおかしいだろうということで、投球回と打席に一定数が設けられているのです。
この規定を投打の両方で達成するということは、まずあり得ません。今は野球の分業が進んでいて、昔の少年野球のように4番打者でエースなんていうのは、プロでは体が持ちませんからね。今回の記録からも、大谷選手がいかにすごいかが分かります。
この記事の画像(全1枚)
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)