ニッポン放送で、特別番組『盲ろうの大学教授・福島智の半生を演じて～映画「桜色の風が咲く」スペシャル～』が放送される。

『盲ろうの大学教授・福島智の半生を演じて～映画「桜色の風が咲く」スペシャル～』11月23日（水・祝）15時～15時30分　放送

9歳で失明、18歳で聴力も失いながら、盲ろう者として世界で初めて大学教授となった福島智と母・令子の実話をもとにした、真摯で温かな人間賛歌、映画「桜色の風が咲く」。公開週末のミニシアターランキング（11/5,6）1位を獲得し、全国絶賛公開中だ。

番組では、福島智を演じた田中偉登が出演し、役に向き合い暗闇と無音の世界と出会い感じたこと、そして今自分たちができることをラジオから伝えていく。 11月19日（土）には感謝イベントとして渋谷ユーロスペースでバリアフリー上映会が行われる予定だが、各地で行われたバリアフリー上映会に参加したときの感想も語る。

さらに松本准平監督も登場し、作品の見どころやオーディションで体当たりした田中の演技についても訊いていく。

番組出演にあたり田中は、「困難の多いできごとの蓋からあふれ出る福島さんの笑顔を大切にしたい」と多くの方へこの映画を知ってほしいと語った。

ニッポン放送では毎年、目の不自由な方たちが安心して街を歩けるように『音の出る信号機』を設置するためのチャリティキャンペーン「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を11月1日から翌年1月31日まで3ヵ月にわたり展開、今年で48回目を迎える。12月24日正午からは24時間の特別番組が生放送されるが、そんな特別番組の放送を前に、盲ろう者の生活や現実に目を向け、リスナーに映画「桜色の風が咲く」を紹介していく。

特別番組『盲ろうの大学教授・福島智の半生を演じて～映画「桜色の風が咲く」スペシャル～』は、11月23日（水・祝）15時から放送される。