1月10日(火)深夜、お笑いトリオ・ネプチューンの堀内健と、お笑いタレント・出川哲朗がパーソナリティを務めた特別ラジオ番組「堀内健と出川哲朗のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・25時~27時)が生放送。番組中盤、“大人の事情”で、堀内が20分間ほど退席。その間は出川が1人でパーソナリティを担当した。
堀内と出川の「オールナイトニッポン」は2015年から不定期で放送されており、今回は2年ぶりで7回目の放送。出川が一人喋りをしたのは今回が初で、「地獄のオールナイトニッポンになる可能性がある……」と不安を吐露。
堀内の退席後、出川が必死でリスナーの相談メールに答えるが、「1人でやるってこんな感じなんだ。まだ3分しかたってないの!?」と驚き。なんとか時間を埋めようと、WBCやNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の話で繋いだが、「この20分間は放送事故」と言って自虐。戻って来た堀内と一緒に反省会をくり広げた。
出川:えー、ただいまニッポン放送をお聴きになった皆さん、この20分間放送事故が起こりましたことを謝りたいと思います。これ、さんまさんに聞かれたら殺されますよ(笑)。とにかくかかり過ぎて、焦って喋り過ぎました。
本当に岡村隆史、申し訳なかった! 岡村隆史が1人でラジオをしていた時、ボロクソに言っちゃって(笑)。今まで、私は一人喋りをしたことがなかったんです。誰かと喋るからラジオは楽しいなって。何も決めずに自由に喋ることができて、こんなに楽しい仕事はないと思っていたけど……。びっくりするぐらい、1年分の汗をかいた!
堀内:出川さん、お疲れ様でした。初々しくて、すごく良かったですよ。
出川:どこが良かったんだよ!(笑)
堀内:1人ラジオ、大変だった?
出川:全然楽しくない! 1ミリも楽しめない! 俺の大好きなラジオで、もう二度と1人ではやりたくない!
堀内:出川さんはやっぱり人が好きなんだよね。だから人と会話しないと楽しめないんだね。
出川:そう、基本的に誰かと喋るのが好きだから、ラジオは素の感じでできるから楽しかったのに。
堀内:いや、本当に初々しくて良かったですよ。あんなにいっぱいCMに出ている出川さんが焦っているなんて(笑)
出川:本当に、びっくりするぐらい汗かいた。
堀内:でも、またやろうよ、出川さんの一人ラジオ!
出川:じゃあ次は10分がいい。
堀内:一人喋りは慣れだと思うんですよ。
出川:1人だと、喋っても誰からも返事がないから、不安になるんだよね。
番組エンディング、“地獄の20分間”について出川が「『radiko』があるでしょ? あれ、今回の放送だけは(タイムフリーで)聞けないようにしといて、本当に! 芸人に聞かれたら大変なことになるから!」と番組スタッフに要望。すると堀内が「家康は、戦に負けた時にわざと情けない姿を絵に描いて、『頑張ろう』って思ったわけですから。それを何回も聞いた方がいいですよ」と労い。
最後に2人で「もう1回チャンスください! 俺と出川さんに!」「お願いしますよ、ニッポン放送さん、ぜひ」と叫び、8回目の「堀内健と出川哲朗のオールナイトニッポン」を切望。2人の「オールナイトニッポン」への愛情は、決して止むことはなかった。
番組ではこの他にも、2人とも夢中になったという『鎌倉殿の13人』にまつわる裏話を明かしたり、番組恒例企画のセクシー生電話で盛り上がる一方、「芸人になりたい」という高校生の相談に堀内も出川も真剣にアドバイスする場面もあった。
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