1月12日（木）、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志と山根良顕がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「オールナイトニッポンPodcast アンガールズのジャンピン」（ニッポン放送PODCASTSTATIONほか・毎週木曜日配信）が配信。田中が、バラエティ番組『逃走中～大みそかSP お台場大決戦！～』の裏話を語った。

31日放送の『逃走中～大みそかSP お台場大決戦！～』（フジテレビ系）に出演した田中。年末、多忙を極めていた田中にとって、大晦日の午後5時から約7時間にわたる放送は過酷だったと振り返った。

田中：（『逃走中』が）今年最後の仕事だし、もうしんどいことから開放されると。でも最後の最後に6時間生放送で、しかも副音声もやるから、逃走中の裏でずっとしゃべってて、最後は、夜11時すぎから“生”で逃走中。

山根：え、あの後？

田中：俺、自分で走るの！ 46歳でこの仕事を最後に残して。この仕事が終われば、終わりだからと。

山根：キツいね！

田中：ずっとそれまでしゃべってるし、午後5時から収録部分が放送されて、6時から生放送で実況しながら、おしっこ行く時間もご飯食べる時間もないから、途中でフルーツサンド食べながら、ひっきりなしにしゃべって、逃走中のオープニングがさ、マツケンサンバね。

山根：ああ、やってた！

田中：マツケンさんが出てきて、マツケンサンバをハンターたちがプログラミングされて踊るんだけど、さらに途中から松平健さんが自分のサングラスをかけて、“マツケンハンター”になるっていう。

山根：サンバじゃなくて。

田中：マツケンハンターとして踊りながらっていうすごいオープニングからスタートするのよ。そこから5時間くらいしゃべった後、「生で逃走中になります」って直前に、マツケンさんたちが逃走者として走るのよ。で、CM中に、松平健さんから面白いエピソードを拾っておこうと思って、「すみません、松平健さん、よろしくお願いします」って言って。

山根：うん。

田中：そんで、「マツケンサンバのオープニング、すごかったですね！」って言って、こぼれ話が出ないかなと思ったら、松平健さんが「う〜ん。まぁねぇ……」って。

山根：ノッてない（笑）。

田中：でも、このままだったら、CM明けに松平健さんに話振るのが怖いから、もうちょっと「最後のマツケンハンターにサングラスかけて出るって、あれすごいですね！」って言って。

山根：もう、のせようと！

田中：「大変だったんだよ」の一言でも出るかなと思ったら、「う〜ん、まぁまぁ……」って。

山根：あははは（笑）。

田中：1つもエピソードが拾えず、CMが明けちゃってさ（笑）。「松平健さん、ありがとうございます！」くらいしか言えなかった。

同番組で、松平は「逃走中」大みそかSPバージョンの『マツケンサンバII』を熱唱。この豪華なパフォーマンスは大きな反響を呼んだが、田中はCM中に松平から何も聞き出すことができなかったという。

さらに、放送終了後、疲労困憊で帰宅しようとした田中だったが、共演者の真飛聖から写真撮影を求められたそうで、予想外の出来事に戸惑いを隠せない様子だった。