オールナイトニッポンが放送開始55周年を迎えたことを記念し、2月17日（金）18時から2月19日（日）25時までの55 時間にわたってお送りしている『オールナイトニッポン55時間スペシャル』。2月18日（土）の13時からは『ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン』が放送。内村光良と南原清隆の盟友・出川哲朗と後輩・バカリズムがゲスト出演し、4人が所属する「マセキ芸能社」の“社風”について明かす場面があった。

画像を見る（全2枚） “マセキの社風トーク”で盛り上がるウッチャンナンチャンの内村光良（中央左）、南原清隆（中央右）、出川哲朗（右）、バカリズム（左）

“マセキの頭脳”と呼ばれ、脚本家としても活躍しているバカリズムは、実は事務所だけでなく学校も内村、南原、出川と“先輩後輩”の関係にあたる。あまり知られていないが、バカリズムも3人が出会った横浜放送映画専門学院を前身に持つ日本映画学校（現・日本映画大学）の卒業生。なんとウッチャンナンチャンの専門学校時代のエピソードが収められた『未・知・子―ウッチャンナンチャンの愛と謎の告白手記』（集英社）を読んで入学を決めたことを明かした。

そこからウッチャンナンチャンを追いかけるようにマセキに所属したことについて、自身のことを「一番純正の後輩」「一番イズムを受け継いでいるのは僕です」と語るバカリズム。憧れの存在と同じ事務所に入り、南原とは一緒にご飯を食べにいく仲にはなったが、内村とは番組で共演するだけで終わっているとのこと。

しかし、それはマセキの中では“社風”のようで、内村は「マセキって後輩と一緒にご飯食べるとかやらないじゃん」と先輩後輩の関係性が希薄であると告白。南原も「俺らも先輩に連れて行ってもらったことがなかったから、どうしていいのかわからない」と理由を説明した。そんな中でも、狩野英孝は「先輩がやらないから、自分がやらなきゃ」と唯一後輩を誘って飲み会を開いているという、マセキの知られざる事情が明らかとなった。

そのせいで、『アメトーーク！』（テレビ朝日系）の「マセキ芸人」回に出演しても、話せるエピソードが全くないと嘆く出川。「吉本興業や太田プロは誰かが何かボケたらみんなでツッコむ集団芸があるのに、マセキは全員が個人プレーだから……まこっちゃん（バカリズム）はスベっても助けてくれないし」と寂しさを感じていることを訴えるも、バカリズムは「それは内村さんのイズムだから。危険な絡みには近寄らない」と、しっかり先輩の背中を見て育っていることをアピール。内村は「そんなことない！」と大慌てで否定するも、南原も「なるほどね（笑）」と納得していた。

なお、この番組内にて「男・出川哲朗、祝 還暦祭りin横浜」の開催を発表。ただ、日程、会場含めた詳細は全く未定とのことで「本当に開催されるのか」も含めて注目だ。