4月よりアニメ放送がスタート!迫力のオーケストラ演奏が感動を呼ぶ青春漫画『青のオーケストラ』の魅力

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4月9日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、阿久井真による漫画『青のオーケストラ』のおすすめポイント3つを紹介した。

4月よりアニメ放送がスタート!迫力のオーケストラ演奏が感動を呼ぶ青春漫画『青のオーケストラ』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『青のオーケストラ』をピックアップ。この作品は、とある理由でバイオリンを弾くのを辞めた元・天才少年、青野 一(あおのはじめ)が、中学3年の秋、1人の少女と出会ったことをきっかけに、高校のオーケストラ部に入る……というところから物語が始まる。

今回は吉田が、バーチャルシンガーソングライターの夢追翔 (ゆめおいかける)をゲストに迎え、
この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「ガチでまっすぐのド青春」。

海幕高校オーケストラ部っていうところに入るんですけど、8年連続全国制覇とかしている超名門なんですよ。なので、そこにいるオーケストラの人たちは、みんなが超本気で。そういう人たちがマジメにやったら、ぶつかることもあって。でも、ぶつかった上で、仲直りもして。それで大会に出て、結果とかいろいろあって、マジで泣いて、3年生が引退していったりするんですよ。っていうのを、マジで丁寧に描いてるの。すごくストレートな青春の物語で、イヤな人が出てこないんですよ。周りに冷たくしちゃう人たちも。10代ならではの“青さ”みたいな感じなので。タイトルが“青”である意味がすごくあると思う。

夢追:確かに確かに。

吉田:おすすめポイントその2は「演奏シーンの迫力」。

漫画ってよく、「音がない」って言われるじゃないですか。でも、6巻の定期演奏会のシーンがあるんですけど、あれは本当にすごい!感動するレベルです。6巻だけでも、画集のつもりで読んでもいいかもしれないぐらいの迫力で。今までにも、ロック系の漫画なら『BECK』とか、ジャズ漫画だったら『BLUE GIANT』とか、「音が出てこないのにすごい!」という名作がありましたけど、オーケストラに関しては、多分これが一番すごい。しかもオーケストラって、楽器の人数が尋常じゃないのに、これを描いた阿久井先生はすごいなって本当に思います。

夢追:へぇ~!

吉田:おすすめポイントその3は「モチベの物語」。

モチベーションってやる気ですけど、やる気って、いろんな“出てき方”があるじゃないですか。例えば、上手くなっていって嬉しくて、「明日もやりたい!」みたいになるとか。オーケストラ部なんで、みんなず~っと練習してるんだけど、腹が立つことがあって、怒りが逆にモチベーションになってたりとか。みんなが頑張ってるから周りに引っ張られてモチベーションが出たりとか、先輩がすごいから憧れでやる気出たりとか、ときには恋愛でやる気出たりとかしてるんです。本当に青春ですよ。

『青のオーケストラ』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は漫画アプリ『マンガワン』にて連載中で、コミックス第11巻が発売されたばかり。TVアニメは4月よりNHK Eテレにて放送がスタートしており、オーケストラ部分は実際の演奏を録音しているという。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

 

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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