4月10日（月）深夜、俳優の山田裕貴がパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンＸ(クロス)」（ニッポン放送・毎週月曜24時～24時58分）が生放送。8日に放送された「オールスター感謝祭2023春」（TBS系）の裏話を、当時の心境そのままに語った。

「オールスター感謝祭2023春」でドラマを代表して「プレッシャーアーチェリー」に挑んだ山田裕貴

「オールスター感謝祭2023春」に、山田は主演ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』（TBS系・4月21日（金）放送開始）チームとして出演。極限の緊張感の中で矢を射る、番組の人気企画「プレッシャーアーチェリー」に挑戦し、鈴木亮平、藤木直人、相葉雅紀、福山雅治、山田涼介と対戦した。

「『オールスター感謝祭』は僕も小さな頃からテレビで見ていました。これまでに3回出演しましたが、“プレッシャーアーチェリー”をさせていただいたのは初めて。基本的に『オールスター感謝祭』でアーチェリーを任されるのはTBSドラマの主演なので、本当に名誉なことなんです！ だから僕は本当にうれしかった。

対戦相手は、まあ、すごい顔ぶれですよ！ 山田涼介くん、福山雅治さん、藤木直人さん、相葉雅紀さん、鈴木亮平さん！ 皆さん、“持ってる”人たちです。スター性、カリスマ性、爆発力のある5人です。ここで勝ったら、僕も“持ってる”ということ。だから、“持っていない”と言われ続けてきた僕の人生を変える瞬間だったんですよ。

皆さん、よく考えてください。福山雅治さんに勝てる機会なんて、このプレッシャーアーチェリーでしかないんだから！ 山田涼介くん、藤木直人さん、相葉雅紀さん、鈴木亮平さんに勝てるチャンスなんて、ここしかない！

いつもお世話になっている、ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』は。“サバイバル”がテーマのドラマなので、撮影は樹海とか崖とか本当に過酷な場所が多くて。優勝すれば、超高級焼肉弁当がドラマ現場に贈られるので、僕はこのアーチェリーの一矢に賭けました。

調子も良かったんですよ。本番前にちょっとだけアーチェリーを練習する時間があって、（高得点の）500点か 1000点にしか当たらなくて、教えてくれたプロの方に「山田さんヤバいですね！ うまいですね！ 本当に初めてですか！？」と言われたくらいでした。

本番、僕は本当に集中して、全然緊張もしていなかった。1回目は500点！ すごい！ やった！ そして、2回目。緊張していなかった。集中して『さあ、行け、1000点へ！』と打ったら、300点に刺さりました。……なぜだ、なぜなんだ！（笑）」

自信満々で放った矢が、思わぬ方向に行ってしまったことを悔しそうに語った山田。

残念な結果に、同じチームから「ドンマイ！」と励まされると期待したが、赤楚衛二や古川琴音は下を向き、落胆した顔だったという。さらに、上白石萌歌にも「これまでに見たことがないほど苦い顔をさせてしまった……」と嘆き節が止まらなかった。