4月19日(水)、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送・毎週月曜~木曜13時~15時30分)が放送。ゲストに登場した電気グルーヴの石野卓球・ピエール瀧が活動のルーツを語った。
『電気グルーヴのオールナイトニッポン』(1991年~1994年放送)がきっかけで電気グルーヴに出会い大ファンになった塙。2人とのトークに緊張と興奮を隠せないなか、その独特の音楽性やパフォーマンスのルーツを訊いていった。
塙:何に影響受けたんですか?
卓球:やっぱり最初はYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)ですよね。そのあとは当時のパンクとかニュー・ウェイヴとか。あの頃って「何やってもいい」みたいな、「普通のことやっちゃダメ」みたいな感じがあったんで(笑) 今の瀧もそうですけど「楽器ができなくてもステージにメンバーとして上がる」っていうのがそんなに特殊なことでもないっていうかね。
塙:そういう時代だったんですか?
瀧:割と変わったバンド編成というか、“シンセ3台でバンド”みたいな話もあるし。そういう中で、「何もやんなくてもいてもいいんじゃない?」ぐらいの感じで始めて。
そして塙は、電気グルーヴの前身である『人生』(ZIN-SÄY!)時代も含めた、その“面白要素”に触れて……
塙:もともとお笑いも好きだったんですか?
卓球:もちろん。YMOのブームと漫才ブーム(80年代)って同時期だったじゃないですか。
土屋:はいはいはい。
卓球:それがやっぱり多感な頃は、もう一緒くたになって入ってきますよね。
土屋:どっちも影響受けてるんですね。
塙:ビートたけしさんの話し方とか?
卓球:そうですね。『ビートたけしのオールナイトニッポン』を聴いて、翌日学校でみんなたけし口調だったもんね(笑)
(一同 笑い)
塙:……っていうのがやっぱりルーツにあるわけですね。
そしてお笑い方面のエピソードはつづき、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)など、ダウンタウンの番組に出演する機会が多かったことを振り返ると、東京進出前からダウンタウンファンだったという卓球が、松本人志と初対面した時のエピソードを明かした。
卓球:ダウンタウンが東京進出してきたときに、当時住んでた笹塚のバーに行ったら高須光聖さん(放送作家)と松本人志さんが飲んでたのよ。
塙・土屋:えーっ!
卓球:当時一緒に住んでた彼女に「ちょっと家帰ってCD持ってきて!」って言って(笑) ちょうどうちの1stアルバムが出たばっかりの頃だったから。それで「すみません、ちょっとプライベートのところ申し訳ないんですけど、こういうもんなんです」ってCDを渡したのが最初……
(一同 驚愕)
卓球:だからすげえイタイやつっていう(笑)
(一同 笑い)
塙だけでなく、同番組の水曜パートナーのメイプル超合金・安藤なつも電気グルーヴの大ファン。テレビ収録スタジオ・TMCの玄関でバッタリ会った瀧に「あ、安藤さん!」と声を掛けられドキドキしていたところ、「これ、あげるよ!」となぜか手に持っていたハイボール缶を渡された安藤は、それをずっと自宅に飾っていたことを明かした。
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番組情報
月~木曜日の『ザ・ラジオショー』を担当するのは、ナイツ。
「ビバリー昼ズ」でもお馴染みの2人が「笑い」にこだわった2時間半の生放送!
芸能・家庭・プロ野球など、ナイツだからこそできるトーク、さらにはネタコーナーも実施します。
曜日別の女性芸人パートナーとのトークもお楽しみに!
■パーソナリティ:ナイツ
■パートナー:
月)平野ノラ
火)山﨑ケイ(相席スタート)
水)安藤なつ(メイプル超合金)
木)箕輪はるか(ハリセンボン)
■番組メールアドレス:rs@1242.com
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