6月24日（土）、アイドルグループ・日向坂46の松田好花がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「日向坂46松田好花の日向坂高校放送部」（ニッポン放送・毎週土曜22時～）が放送。7月26日発売予定となっている日向坂46の10thシングルにてフロントメンバーに選出された松田が、その思いを語った。

日向坂46 松田好花

日向坂46は、6月18日（日）放送のレギュラー番組「日向坂で会いましょう」（テレビ東京）内で、アーティスト写真とシングル表題曲のフォーメーションを解禁。フロントメンバー選出は念願だったため、うれしい気持ちがファンにバレないよう、情報解禁まで「静かに暮らしていた」と松田は話した。

日向坂46のオーディションを受けた当初は「合格できたら奇跡だと思っていた」という松田は、活動を続けるうち、徐々にフロントメンバーを夢見るように。「いろいろ悩んだ日々が多かった」と語る松田だが、ここまで頑張ってこられたのには理由があるという。

「やっぱり日向坂46のメンバーだから、頑張ってこられたというか。もちろんみんな、前に行きたい気持ちは持ってると思うけど、それぞれがお互いを尊敬・尊重し合って、支え合っていたから、こうやってなれたのかなと思うし……。

このフォーメーション発表があったあとも……。メンバーももちろん、それぞれ自分の位置が与えられたわけで。きっとそれぞれ、いろいろ思ってると思うけど、その中でも、わざわざ私に声をかけてくれたメンバーがいたりとか。

……本当に、きっと自分のことで精一杯だろうに。人のことも気にかけて、喜んでくれるメンバーがいるんだなと思うと、すごいうれしかったし。日向坂46で良かったなって、改めて感じた部分でもありました……」

メンバーやグループへの思いを、涙ながらに語った松田。また、松田は、まだフォーメーション発表前だった4月20日（木）放送の『日向坂46 松田好花のオールナイトニッポンX(クロス)』の中で、学生時代からの親友と夢について語り合った話を。そのときに、フロントメンバーなりたいという目標についても相談していたそうで……。

「私はそのとき、正直、目指すべきか分からなくなっちゃってて。でもやっぱり（フロントに）立ちたいっていう気持ちはあるし、ファンの方も期待してくれているのを感じてたから。そこは、やっぱり叶えないとなと思ってて。

友達とそこで約束をして。何でもかんでも全力でっていうのは、心がしんどくなるときもあるし、体力的にもキツくなるから、『1回期限を決めてやってみたらいいんじゃない？』っていう話をしてくれて。

私は、『じゃあ今年中にこの夢が叶わなかったら、一旦諦めて、違うことに挑戦してみる期間にしてみようと思う』って話をして。自分の中では長い間立ちはだかっていた壁だったので、今年って決めたら頑張れるかもと思って、これまで以上に全力を注ごうって友達と決めたんです」

親友と決めた約束が実現し、念願のフロントメンバーに。それを受けて松田は、「一番に出てきたのは、やっぱり家族だったり、ファンの方の顔だったので……。やっと恩返しできるなって……すごくうれしいなと思います」と感謝の言葉を伝えた。

終始涙ながらに語っていた松田だが、「今日は79回ということで、“泣く回”だと思うので許してください（笑）」と放送回数に絡めたメッセージを。よくうれし泣きしてしまう松田だが、最後は笑顔で、松田らしく締めていた。