19歳の新鋭、虎之介選手「BreakingDown」戦歴を振り返る

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1分・1ラウンドで勝敗が決まる全く新しい格闘技大会「BreakingDown」に関する様々な話題をお届けする「BreakingDown RADIO」(ニッポン放送・毎週日曜25時~25時30分)。8月6日(日)の放送では、BreakingDown の人気選手のなかから、虎之介選手が登場。「BreakingDown 8」での鮮烈レビューに続く「8.5」大会では逆に、人生初のKO負けを喫した。番組の中でこの2試合を中心に振り返りつつ、次の大会へ向けて強く立ち直ってゆく表情をのぞかせた。

19歳の新鋭、虎之介選手「BreakingDown」戦歴を振り返る

虎之介:1分間という(短時間の)試合には自信があって、負ける気がしなかったんですよね。(BreakingDown出場以前は)負けたことも無かったし。でも実際の試合は、難しかったです。

荘口:「8」大会では、としぞう選手を相手に(KO勝ちは成らず)4対0の判定勝ちでした。そしてその難しさが「8.5」では…

虎之介:周りからは「冨澤選手は強いよ、今回は勝てるか分からないよ」と言われてましたけど、自分としては「格闘技は強いけどケンカ(速攻勝負)は弱いっしょ?」ぐらいに思っていたので、結果的に負けてしまって、自分が一番ビックリしました。

荘口:試合開始から10秒でKOされてしまった…この試合の内容は覚えていますか?

虎之介:覚えています。でも、ダウンした瞬間には、なぜ倒れたか?の原因に気がつかなくて。自分がパンチを打っている態勢で、相手の攻撃が見えていない時に、前に出てきた相手から勢いよくバーン!ともらって、ダウンの後に立とうとしたら息が出来なくて、あれっ?と…。これまで20試合ほど、KO負けしたことが無かったので、試合後は結果を受け入れられなかったです。ずっと、つらかったです。

荘口:試合後の動画でも、相当落ち込んでいましたよね。

虎之介:でも、もし勝っていたら、調子に乗ってしまったかもしれない。

荘口:そうですね。ようやくちょっと落ち着きましたね(笑)でも、しっかり準備して臨んだんですよね。

虎之介:冨澤選手との試合は「体重63キログラム契約」で、彼がひと階級上の選手だから身体が大きいんです。ぼくは通常61キログラムの身体なので、彼に負けないために筋トレをやりました。

荘口:格闘技では、相手の(通常の)階級が下であればあるほど、自分がその階級に体重を合わせていった結果、相対的に(自分のボディサイズと比較して)相手の身体が小さいサイズになる、ということですよね?

虎之介:前日計量というルールですし、それをパスすれば、試合までの1日間で体重を(自分の理想に)リカバリーできます。この差は大きいですよね。(中略)そして試合当日、冨澤選手の身体の大きさを感じました。

荘口:(中略)リスナーからの質問で「試合を終えた後、試合前のインタビューの時に『あの発言は止めておけば良かったな』と思うことはありますか?」

虎之介:あのぉ…今回は事前に『ケンカの恐ろしさを見せる』と言ってしまったんですけど、これがまさにドンピシャですね(笑)恥ずかしい、戻れるなら戻りたいです(笑)

今回のトークは、radiko タイムフリーにて8月13日(日)まで配信中。

また番組ホームページにて「BreakingDown RADIO PODCAST」がアーカイブ聴取できる。
さらに、虎之介選手も登場する予定の「BreakingDown 9」大会に関する情報は、大会公式ホームページやSNSアカウントで随時発信中である。

番組情報

BreakingDown RADIO

毎週日曜 深夜 1:00 - 1:30

番組HP

今もっともバズっているエンターテインメントのひとつ、1分で最強・最高を決める格闘技「BreakingDown」(打ち砕く、の意)の話題や人気選手の談話などを紹介しながら「古い自分を砕いて、苦慮しながらも新しい自分を創造していく」人々にスポットライトを当てて、その活動や人生を紹介していく。「BreakingDown とは、人間讃歌である」という精神にのっとり、随時ゲストをお迎えしつつ、フリーアナウンサー・荘口彰久氏とともに、人間の生き様・前へ進む力を語り合う30分!

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