ニッポン放送とSLUSH-PILE.主催する25歳以下限定の新たなお笑い賞レース『UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP』（以下、UNDER25）。

MCはストレッチーズ

8月5日（土）からUNDER25の準決勝がスタートしました。総エントリー数1,004組から、準決勝に残ったのは60組。たった10組の決勝の切符をかけて、A〜Jまでの10グループに分かれてそれぞれ火花を散らします。

この日の審査員は、ニッポン放送プロデューサー・石井玄、プロデューサー・高橋雄作、放送作家・渡辺佑欣、大会プロデューサー片山勝三

今回は準決勝グループDの様子をお届けします。

現役大学生などアマチュアも数多く参加している『UNDER25』。ですが、グループDは偶然にも、全員が事務所に所属しているプロ芸人。ストレッチーズは、「お笑いに人生を賭けると決めた芸人が集まったグループなので、言い訳がきかないですよ！」とプレッシャーをかけていました。

『UNDER25』準決勝は、1対1のタイマン勝負。お笑いの大会ではあまりないやり方だそうで、「シビアですよね……」とストレッチーズ。というのも、以前『前略、西東さん』という番組に出た際、タイマン形式のバトルでネイビーズアフロに"98対2"で大負けした経験があるそうです。

第1対戦：リサリサの庭 VS もめんと

リサリサの庭（吉本興業）

グループDの第1対戦目は、リサリサの庭 VS もめんと！

もめんと（マセキ芸能社）

2組のネタが終わり、MCとトークへ。

リサリサの庭は吉本興業2年目。ふたりとも25歳なので、『UNDER25』は今年がラストイヤーです。対戦相手のもめんととは、月1でユニットライブをやる仲なのだとか（ユニットライブの名前は「マイノリティ」）。

もめんとは、マセキ芸能社3年目。MCの高木さんから「演技うまいね～！」と言われると「ありがたいです」と返答。「そこは『ありがとうございます』だろ！」と、「ありがたいです・ありがとうございます」論争が起きていました。

そして、結果は……

勝者は、リサリサの庭！！！ 接戦を制し、リサリサの庭が次の戦いに進むことが決まりました！

第2対戦：愛カマキリズ VS センチメンタルズ

愛カマキリズ（ワタナベエンターテインメント）

グループD、第2対戦は愛カマキリズ VS センチメンタルズ！

センチメンタルズ（プロダクション人力舎）

2組のネタが終わり、トークへ。

愛カマキリズは、ワタナベエンターテインメント"預かり"のコンビ。預かりは最近できたばかりの制度のため、不具合も多いのだとか。同じくグループDに出場しているえびしゃは、"預かり"ではなく"所属"。ライブの集合時間など、えびしゃに教えてもらうこともあるそうです。

また、センチメンタルズはプロダクション人力舎1年目。今年25歳のため、ラストイヤーです。大学お笑い出身で、当時は明治大学木曜会Zに所属していたそう。

高木に「声うぜ～！」と言われたセンチメンタルズ

そして、投票の結果は……

勝者はセンチメンタルズ！ 審査員票は分かれましたが、観客票が決め手となりひとつ上の戦いに進みました。

第3対戦：奈良原 VS えびしゃ

奈良原（プロダクション人力舎）

第3対戦は奈良原VS えびしゃ！

えびしゃ（ワタナベエンターテインメント）

2組のネタが終わり、MCとのトークへ。奈良原のネタ直前、「出囃子のリズムに合わせて踊っていた」のを目撃したというストレッチーズ。踊っていた理由は「音楽が良すぎて」だそうです。

昨年、中づり広告を出して彼女を募集した奈良原。結果、ヤフコメで300件叩かれたそう。大学お笑い出身ということもあり、「予選に出ているのが友達ばかり！」というえびしゃ。奈良原とも「幕は切って落とされた」というユニットライブをしているそうです。

そして、結果は……

勝者はえびしゃ！！！ 審査員票を勝ち取り、決勝進出者を決める戦いに進みました。

リサリサの庭 VS センチメンタルズ VS えびしゃ

くじの結果、決戦のネタ順は（1）リサリサの庭、（2）センチメンタルズ、（3）えびしゃ。

力の入ったネタを披露するリサリサの庭に、

センチメンタルズ、

そして、えびしゃ。3組のネタが終わり、観客＆審査員が投票。集計中3組+MCでトークをしていたところ、リサリサの庭が「みんなを楽しませるために」と黒い布に包まれたものを持ってきました。

布を取ると、そこには「コブクロの黒田さん」。あまりの精巧さに、一同騒然となりました。

また、えびしゃがネタで使用した赤いサングラスに興味を持った高木さん。サングラスを装着してみると、意外と似合うことが判明しました。

そして、投票結果は……

決勝に進出するのは、えびしゃ！！！

プロで活動する芸人たちが集まった激戦グループを制し、えびしゃが決勝進出を決めました。

決勝進出・えびしゃ プチインタビュー

Q：今日披露した2本のネタは、どんな基準でセレクトしたんですか？

中村　1番強い2本です！
大根　どちらを先にやるか、順番は迷ったよね。
中村　2本目でやったネタのほうが大きい声を出せるし、勢いが出せるんじゃないかなと思ってあの順番にしました。
大根　最終決戦はほかの芸人も勢いに乗ってるので、それをさらに勢いで倒すためのセレクトですね。
中村　そういう戦略は考えてました。
サエキ　意外と戦略的だったな。

Q：Dグループを背負っての決勝進出となります。精鋭ぞろいのグループでの勝利、今はどんな想いですか？

中村　大学時代から親交があったり、共通の知り合いがいたり、一方的に好きだったり、家が近かったり……今日は思い入れのあるメンバーが揃ってたんですよ。その中で勝てたのは、ひとつ自信になりましたね。僕らがちゃんと「面白い」と思ってる人たちに勝てたのが嬉しいです！

Q：決勝に向けて、意気込みをお願いします！

大根　草月ホールって、どんな人が立ってる劇場だっけ？
中村　バカリズムさんの単独とか、草月ホール？
サエキ　わー、ちょっと待ってよ～
大根　初めてだし、とりあえず探検したいですね（笑）。
サエキ　あ、でも俺、草月ホールの入ってるビルの会議室に行ったことあるよ。
大根　関係ないよ。
サエキ　だから、劇場までは迷わないよ。
中村　うん、ありがとな。
大根　ほんと、ありがと。今までありがと。
サエキ　今までありがと？