USJスパイダーマンのアトラクション終了と今後の可能性

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映画パーソナリティ・コトブキツカサがパーソナリティを務めるニッポン放送のインターネットラジオ番組「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」(第304回)が更新。来年2024年1月で終了することが発表されたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の大人気アトラクション「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」の今後について自身の期待を語った。

米映画「アメイジング・スパイダーマン2」 梅田スカイビル前でポーズをとるスパイダーマン=大阪市北区 撮影日:2014年04月14日 写真提供:産経新聞社

米映画「アメイジング・スパイダーマン2」 梅田スカイビル前でポーズをとるスパイダーマン=大阪市北区 撮影日:2014年04月14日 写真提供:産経新聞社

この日は、リスナーから届いたメールをきっかけに、映画業界のみならず世界中が熱狂する巨大なコンテンツとなったMCU(Marvel Cinematic Universe/マーベル・シネマティック・ユニバース)の話題へ。

「映画ファンなら誰もが知っているMCUですが、実はそれほど詳しくないという方も多いはず。もともとはアメリカのマーベル・コミックを原作とした実写映画のシリーズで、作品が単体としても楽しめつつ、それぞれの世界が繋がっていて時には交差していく…というのが大きな魅力です。」

「さまざまな人気作品を持つマーベルですが、実は80年代後半から90年代は経営面でかなり苦しい状況にあったそうです。その後、自社のキャラクターの権利を他社に売ることで徐々に復活を果たしていきます。ですがその過程で大人気キャラクターであるスパイダーマンをソニーへ譲渡してしまっているんです。

その後、『アイアンマン』や『アヴェンジャーズ』などヒット作を連発し、現在のMCUへと繋がっていくわけですが、この過程で登場するのがもともと世界的な人気を誇るディズニーです。さまざまな企業を買収していき会社を大きくしていく過程で、マーベルもディズニー傘下となっているんです」と大まかな歴史を解説。

その上で、「マーベル作品の中でアイアンマンと同じくらい人気なのがスパイダーマンですが、マーベルがディズニー傘下となったあとも、スパイダーマンのアトラクションはライバル企業であるユニバーサル・スタジオ・ジャパンにある。そんな不思議な状況が続いていました」とマーベルファン、映画ファンが気になっていた“ねじれ現象”について言及した。

また、ディズニー傘下となって以降のスパイダーマンについては「映画シリーズのMCU作品にスパイダーマンを登場させるために、ディズニーはソニーと長い交渉を行っていますが『USJのアトラクションはどうなるんだろう?』というのはずっと気になっていた。そんな中で今回のスパイダーマン・アトラクション終了のニュース。ついにその時が来たのか…という気持ちがあります」と話し、今後の可能性として「新たなスパイダーマンのアトラクションはディズニーの施設に登場するのでは……と期待してしまいます。何年後か何十年後かはわかりませんが」と個人的な考察を語った。

また今回は、「映画界でも使われる“エンバーゴ”という用語」についても語っている。

「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」は「ニッポン放送 PODCAST STATION」公式サイト、その他の配信サービスで聞くことができる。

番組情報

コトブキツカサのオールナイトニッポンi

毎週木曜日に最新話を配信

番組HP

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