ニッポン放送とSLUSH-PILE.主催する25歳以下限定の新たなお笑い賞レース『UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP』(以下、UNDER25)。
8月5日(土)から8月27日(日)まで、5日間に分けて『UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP』の準決勝が行われました。総エントリー数1,004組から、準決勝に残ったのは60組! この中から選ばれた10組が、9月16日(土)に行われる決勝戦に進むことができます。
60組に残った猛者たちによる準決勝は、ガチンコのタイマン勝負!A~Jまでの10グループに分けられ、トーナメント形式で10組を選出しました。
この日の審査員は、構成作家・佐藤隆輔さん、構成作家・関野樹さん、ラジオディレクター・野上大貴さん、ニッポン放送プロデューサー・石井玄さん。
準決勝最終日である8月27日(日)に行なわれたI・Jグループ(全12組)の対決をレポートします!
「25歳以下の芸人にとっての”はりけ~んず”になりたい」と零士さん。はりけ~んずは『M-1グランプリ』の予選で毎年MCを務めている芸人。「M-1のはりけ~んずさんはすごいんだ!」ということで、同じように安心感のあるMCを目指します。
『UNDER25』の賞金25万円は、「カナメなら2ヶ月暮らせる」金額だそう。ただ、カナメストーンにとって『UNDER25』によって「ニュースターが生まれるのは良いことではない」そう。でも「今日は応援する!」ということで、客席を「行けんのか~~!!??」と煽りグループIの決戦スタート!
第1対戦:破壊ありがとう VS 俺達。
グループIの第1対戦は、破壊ありがとう VS 俺達。!
2組のネタが終わり、投票結果を待ちながらカナメストーンとトークを行います。
破壊ありがとうは、早稲田大学お笑い工房LUDOに所属している現役学生芸人。「頭に残るよね!」ということで、零士さんはこのトリオ名が気に入っているそうです。「破壊ありがとう」というトリオ名は、それぞれの「好きな言葉を組み合わせた」だそうです。
俺達。は、ワタナベエンターテインメント所属4年目のコンビ。当初は「俺達」というコンビ名を予定していましたが、マネージャーから「それだと検索に引っかからないから"。"を付けよう」と提案されて「俺達。」になったそう。ですが、実際は「俺達。」でも引っかからなかったとのこと。
そして、投票の結果……
勝者は俺達。! 観客投票に加え、審査員票の半分を獲得し次の戦いに進みました。
第2対戦:サニーベア VS ねじれネジ
第2対戦目は、サニーベア VS ねじれネジ!
2組のネタが終わり、カナメストーンとのトークへ。
サニーベアは、人力舎所属のコンビ。零士さんは、サニーベア山口さん(ネタの写真右)を見て「大喜利強そう!」と指摘。零士さんは、大喜利が強い芸人が好きではありません。実際はどうかというと、「あんまりやったことない」そう。零士さんは「じゃあ超スキ!!!」と言っていました。
ねじれネジは、K-PRO所属のコンビ。トッキーさん(ネタ写真左)に対し、また「大喜利強そうな見た目してる!」と零士さん。実際は「やったことないです」ということで、零士さんはまたもや「好き~!」と言っていました。
そして、結果は……
勝者はサニーベア!観客票はねじれネジに入りましたが、審査員票を過半数以上獲得し次の戦いに駒を進めました。
第3対戦:土井集合住宅 VS ガングリオン
第3対戦目は、土井集合住宅 VS ガングリオン!
2組のネタが終わり、カナメストーンとのトークへ!
零士さんから、土井集合住宅さんに対し「なんでお客さんの前でひとりで喋れるの?」と質問が。ひとりで漫談をしており、さらに「大喜利はできません!」という土井集合住宅さんに「女の子だからできないけど、抱きしめたい!!!」とエアハグしていました。
普段大阪で活動しているガングリオンは、『UNDER25』予選はすべて「実費で来ている」そう。普段は片道2,000円の高速バスで来ていますが、今日は新幹線で来たということ。いつもは見られない富士山を見れて、「感動しました!」と言っていました。
そして、結果は……
勝者はガングリオン!観客・審査員票をすべて獲得し、次の戦いに進みました。
俺達。 VS サニーベア VS ガングリオン
勝ち残った3組でくじを引いた結果、ネタ順は(1)サニーベア、(2)ガングリオン、(3)俺達。に決定。
漫才を披露するサニーベア。
同じく漫才で挑むガングリオン。
そして俺達。の順で、3組続けてネタを披露しました。
3組のネタが終わり、投票結果を待ちながらMCとトークへ。
投票の結果、グループIから決勝に進出するのは……
決勝に進むのは、ガングリオン!!!!! おめでとうございます!
そして、ここで驚きの事実が発覚しました。なんと、俺達。は「負けたら解散」と決めていたのだそう。
俺達。は、最後に渾身のネタを披露し、有終の美を飾りました。お疲れ様でした!!!
グループIからは、ガングリオンが決勝進出!
決勝進出・ガングリオン プチインタビュー
Q:準決勝を振り返り、特に印象に残っていることは?
クボ そりゃあもちろん、俺達。さんの解散じゃないですか?
北村 そうっすねぇ~。
クボ ちょっとグッときてしまって。泣いちゃいました。
北村 泣いちゃってましたね。
クボ (同じ大阪出身ということで)袖でけっこう大阪の話をしたり、「面白い」という話もSNSやライブで聞いてたんで、めっちゃ悲しい……。
北村 僕はもう1個あります。クボさんが平場でとんでもない発言をいっぱいしてました。
クボ え?言ってない、絶対。
北村 覚えてないんですか?僕、かいたことのないとんでもない汗をかきましたよ。体温より冷たい汗を……。
クボ 私なんか言った?
北村 とある大物師匠のことを呼び捨てで呼んでた。
クボ 私かなぁ、それ?
Q:決勝に向けて、意気込みをお願いします!
クボ ここまで来たら楽しんだヤツが勝つと思うんで、目の前のお客さんに楽しんでもらえるようにやるしかないかなと思います!
北村 お客さんにガングリオンを知ってもらいたい、私はそれが一番だと思ってます!
クボ そうですね!ぜひ見に来てほしいです!
25歳以下の大会『UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP』とは?
https://event.1242.com/events/under25/
2023年から始まった、ニッポン放送とSLUSH-PILE.が主催する25歳以下が参加できるお笑いの大会。【新しい】だけでなく【若い】才能に注目し、10年・20年先までラジオのパーソナリティを務めるような、そしてテレビや舞台で輝き続けるような若きお笑いスターを発掘することを目的としています。
審査基準は【とにかく面白いネタ・パフォーマンス】!応募資格は、決勝当日に「満25歳以下(1997年9月17日以降に生まれた方)」であること。満25歳以下であれば、プロはもちろん、養成所生や学生、アマチュアなど、誰でも参加することができます。
決勝が行われるのは、9月16日(土)。この日、“誰にも知られていない”若き才能が決まるのがとても楽しみです!
優勝特典
優勝した芸人には、賞金25万円に加え、ニッポン放送の冠ポッドキャスト番組のレギュラーパーソナリティ権(期間限定)、『オールナイトニッポン0(ZERO)』土曜単発パーソナリティ権、『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』・『ナイツ ザ・ラジオショー』のゲスト出演権が贈られます。チケット情報
会場チケット 完売/配信チケット 1,200円 チケットぴあにて販売中審査員
決勝審査員は下記の通り。予選・決勝ともに、業界の最先端で働くメンバーの視点で審査が行われます。メディア業界のトップを先導する面々が揃い、発表された際は大きな話題になりました!<決勝審査員>
・テレビプロデューサー 佐久間宣行さん
・ニッポン放送プロデューサー 石井玄さん
・漫画家 大橋裕之さん
・ミュージシャン 澤部渡さん
・劇作家/演出家/映画監督 玉田真也さん
・構成作家 オークラさん。また、予選審査員は下記の通り。今まさに、エンターテインメントの現場でコンテンツを作っているメンバーが揃いました!
<予選審査員(50音順)>
・構成作家 飯塚大悟さん
・放送作家/お笑い芸人/ラジオパーソナリティ/脚本家/トイレ・掃除専門家など 佐藤満春さん
・構成作家 佐藤隆輔さん
・構成作家 関野樹さん
・プロデューサー/社長 高橋雄作さん
・放送作家/株式会社チャビーCEO 長崎周成さん
・ラジオディレクター 野上大貴さん
・放送作家 宮森かわらさん
・放送作家 渡辺佑欣さん