11月10日(金)、伊集院光がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊集院光のタネ」(ニッポン放送・毎週火曜~金曜 17時30分~18時)が放送。伊集院が、子供の頃の商店街の様子を振り返った。
この番組では、ホームページ上に様々なテーマを掲載して募集を呼びかけている。今回はその中から、『どうしてラジオを聴いてますか?』というテーマをピックアップして進行した。
ラジオを聴き始めたきっかけ、聴く手段、聴いている環境など、幅広い角度でお便りを募集する中、伊集院は「キッチンカーで移動販売をおこなっているとき、BGMとしてラジオを流している」という内容を紹介。これを受けて伊集院は、自身の子供の頃を思い出し語り始めた。
伊集院:僕の子供の頃は、もう商店街のお店というお店が当たり前にラジオを置いていて、商店街を歩いていると、とにかくこうラジオが聴こえてきたの。
安田美香(ホリプロ所属アナウンサー/番組日替わりパートナー):はい。
伊集院:“店先”イコール“ラジオ”だったの。それでいうと、今わりと最先端のキッチンカーの人がそれをやってくれてるっていうのは、ちょっとうれしいかなぁ。
安田:なんか、グッときちゃいますね。
伊集院:商店街によって、ひいきの局が違うんだよね。
安田:あ~!
伊集院:(ラジオが入る)感度とか建物の都合もあるんだけど、やたらニッポン放送の(番組を流している)ところと、やたらTBSラジオのところがあって。TBSのところ(が多い商店街で、1店舗だけ)ポツンとニッポン放送を聴いていたりすると、「ありがとう……」みたいになる(笑)
安田:(笑)
伊集院:その逆も(あって)俺がTBSで(ワイド番組)やってた時代は、「あ、ここニッポン放送ばっかりなのに、TBSやってくれてる」みたいなこともあったから。
安田:あ~、うんうん。
伊集院:キッチンカーの人は多少移動するからありがたいね。宣伝になって。
安田:ほんとですね。ありがとうございます。
場所によっては特定のラジオ局の放送が入りづらいなど感度の問題もあるが、そうした都合も含め、商店街ならではの特色が見られたとのこと。お便りを送ってくれたキッチンカーを営業するリスナーに対し、伊集院は、「ぜひぜひこの番組も、大音量で掛けてください」とお願いしていた。
さらに、番組中はリスナーから寄せられたお便りを次々と紹介。リスナーがラジオを聴き始めた意外なきっかけや、ラジオという存在に救われたことなど、様々な内容を紹介して盛り上がっていた。
番組情報
伊集院光が『伊集院光のOh!デカナイト』以来、28年ぶりにニッポン放送の帯番組を担当!
火曜日~金曜日の夕方、リスナーからのメッセージを次々と紹介していく新番組『伊集院光のタネ』がスタート。
番組で募集したメールテーマがリスナーの皆さんから寄せられたメッセージによって、話題が樹木のように伸びていくような番組を目指します。