10月13日(金)、伊集院光がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊集院光のタネ」(ニッポン放送・毎週火曜~金曜 17時30分~18時)が放送。伊集院が、間違えやすい漢字について語った。
この番組では、ホームページ上に様々なメールテーマを掲載して募集を呼びかけている。今回はその中から、『勘違いとか思い込みとか』というテーマをピックアップして進行した。
様々なお便りを読んでいく中、伊集院は、「『洒落(しゃれ)』の“洒” の字を、“酒”だと思っていた」「『紛失』の“紛”の字を、“粉”だと勘違いしていた」といった、漢字に関する内容を連続で紹介。すると伊集院はその話を受け、かつて自身が学んだという漢字にまつわる雑学を紹介した。
伊集院:昔、師匠から教えてもらったんだけど。寄席の会場が始まるときに、『杮(こけら)落とし公演』っていうのがあって。
安田美香(ホリプロ所属アナウンサー/番組日替わりパートナー):はい。
伊集院:『杮(こけら)落とし』って、果物の『柿(かき)』に『落とし』って書くのかと思ったら……。
安田:はい。
伊集院:果物の『柿(かき)』は、木へんに『市(いち)』だけど……。『杮(こけら)』は木へんに、(つくりが『市(いち)』ではなく)縦棒が下まで突き通っている漢字で。
安田:えっ!?
伊集院:あれは、『柿(かき)』という漢字とは別の、『木くず』という意味を含む『杮(こけら)』というものなんだよというのを教わったのね。
安田:(感心して)はぁ~……!
伊集院:今、『洒落』と『紛失』の負けを取り戻したくて、一生懸命喋ってますけど……(笑)
安田:(笑)
知る人が少ないであろう、『杮(こけら)』と『柿(かき)』の違いについて語った伊集院。リスナーから送られてきた『洒落』と『紛失』の漢字についての知識がなく、安田とともに驚いていた伊集院は、その分を取り戻すために自らの知っている話を披露したと本音を明かしていた。
このほかにも番組には、たくさんのお便りが。伊集院自身も同様に勘違いしていた内容が多く、リスナーのエピソードに共感しながら盛り上がっていた。
番組情報
伊集院光が『伊集院光のOh!デカナイト』以来、28年ぶりにニッポン放送の帯番組を担当!
火曜日~金曜日の夕方、リスナーからのメッセージを次々と紹介していく新番組『伊集院光のタネ』がスタート。
番組で募集したメールテーマがリスナーの皆さんから寄せられたメッセージによって、話題が樹木のように伸びていくような番組を目指します。