10月3日(火)、伊集院光がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊集院光のタネ」(ニッポン放送・毎週火曜~金曜 17時30分~18時)の初回が放送。ニッポン放送で28年ぶりにワイド番組を担当する伊集院が、懐かしさに浸りつつリスナーからのメールに応えた。
この『伊集院光のタネ』は、募集したメールテーマ(タネ)がリスナーから寄せられたメッセージ(水)によって、樹木のように伸びていくような番組を目指してスタート。初回となる放送の中で、伊集院は緊張した様子を見せつつも、番組日替わりパートナーのニッポン放送・箱崎みどりアナウンサーとともに、どんどんお便りを紹介していった。
今回のメールテーマは『どうしてラジオを聴いてますか?』ということで、ラジオを聴いている環境や聴き始めたきっかけなど、幅広い角度で募集。その中で、電波の入りが悪いときの対処法として「アンテナを手で掴む」という方法を使っているという内容を読んだ伊集院は、強い共感を示し、自身のエピソードを語り始めた。
伊集院:初めてラジオを聴き出したのが、小学校の1~2年で、兄貴が小6か中1のときなんだけど。うちの兄貴がラジオのアンテナをつまんで、逆の手でサッシを触っていると、ラジオがすごい聴こえるの。
箱崎:(笑)
伊集院:だから、「お兄ちゃん、お願いだから触っててくれ」って言って。兄貴は忙しいのに、アンテナの先とサッシをず~っと触ってて。
箱崎:(笑)
伊集院:兄貴は部活とかやってるから、眠くなってきちゃうんだけど。そうすると、そこから離れるから、また(ノイズが)ザーッと……。謎なんだけど。だから、うちは兄貴がいないと、ラジオが聴けないような状況だったね。
箱崎:角度に合わせて、(アンテナを)セロテープでぐるぐる巻きにして。ちょっとズレたらまた戻して……とかやってました。
伊集院:あった!
ラジオのアンテナを触ったり角度を調整したりすると電波が良くなることがあるため、当時の伊集院は、兄の協力を得てラジオを聴いていたとのこと。リスナーのメールをきっかけに、懐かしい時代を振り返りつつトークを展開していた。
また、今は『radiko』を使い、スマートフォンやパソコンでラジオを聴くこともできる。過去の放送が聴ける『タイムフリー』や、自分の住んでいる地域以外の放送が聴ける『エリアフリー』といった機能に触れ、「画期的だよね」と伊集院は語っていた。
エンディングで伊集院は、「まさか、もうエンディング?」「30分あっという間でしたね」と感想を。これからも、様々なメールテーマで募集をおこない、リスナーとともに番組を作り上げていきたい旨を明かしていた。
番組情報
伊集院光が『伊集院光のOh!デカナイト』以来、28年ぶりにニッポン放送の帯番組を担当!
火曜日~金曜日の夕方、リスナーからのメッセージを次々と紹介していく新番組『伊集院光のタネ』がスタート。
番組で募集したメールテーマがリスナーの皆さんから寄せられたメッセージによって、話題が樹木のように伸びていくような番組を目指します。