タレント・大沢あかねがパーソナリティを務めるニッポン放送の番組『大沢あかね LUCKY 7 supported by 犬塚製作所 』（ニッポン放送・毎週月曜～金曜午後9時50分～9時57分）。今週のゲストとして、女優の長谷川京子が出演。17歳でのモデルデビューから女優への転身、そして母親になってからの役作りの変化について赤裸々に語った。

大沢あかね・長谷川京子

長谷川は17歳からモデル活動をスタートし、高校3年生の時に「CanCam」の専属モデルとなった。しかし、モデルとして認知度が上がるにつれて心境に変化が生まれたという。「街とかで『モデルさんだ』とか言われるんですけど、モデルさんって言われることに違和感が出てきて。モデルじゃなくて長谷川京子なんだけどな……と、なんか自我が出てきちゃったんです」と当時の心境を振り返った。

その違和感から「モデルの活動よりも、ちょっと幅を広げたいな」と思うようになり、自ら3ヶ所の事務所に電話をかけて移籍を決断。女優への転身は会社主導ではなく、長谷川自身の強い意志によるものだったという。女優への転身について、「モデルだと、動いて服を見せるっていうのが習慣になってたんで、モデルじゃなく、というところがよく分からなくて」と戸惑いがあったことを明かした。また、テレビの仕事の厳格さについても「挨拶も含めて、上下関係とか時間とか」と業界の違いに驚いたという。

女優業で特に大変だったのは、2つのドラマの掛け持ちをしていた時期。原田泰造との共演作では「スタートが『オールナイトニッポン』終わりだったんですよ。夜中の26時集合とか」という過酷なスケジュールだったと当時を振り返った。

20代の頃はパッと役に入り込めていたという長谷川。しかし母になってからは「家に帰ったらママにならないといけないし」と、役と母親の切り替えの難しさを語った。「ずっとその役で生きられたときの方が、お仕事としては集中できている感がありました」と、仕事への向き合い方の変化も明かした。

現在は女優業に加え、2021年にはランジェリーブランド「ESS by（エス バイ）」を立ち上げるなど、プロデューサーとしても才能を発揮している長谷川。17歳のデビューから現在まで、常に自分らしさを追求し続ける姿勢に大沢は「女優さんへの転身のきっかけはなんと自分発信だったんですね。流石でございます」と感想を述べていた。

【大沢あかね プロフィール】
‘85年8月16日、大阪府生まれ。「ヒルナンデス！」（日本テレビ系）に木曜レギュラーとして出演中。また舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」にジニー・ポッター役として出演するなど多方面で活躍している。