タレント・大沢あかねがパーソナリティを務めるニッポン放送の番組『大沢あかね LUCKY 7 supported by 犬塚製作所』（ニッポン放送・毎週月曜～金曜午後9時50分～9時57分）。5月26(月)～5月30日(金)のゲストとして、お笑いコンビ・土佐兄弟の兄・卓也が出演。元保険会社営業マンから芸人への転身エピソードや、両親を説得した経緯について赤裸々に語った。

大沢あかね、土佐兄弟の兄・卓也

土佐兄弟は、「高校生あるある」動画で大ブレークを果たし、現在TikTokの総再生回数は13億回を超え、YouTubeチャンネル「土佐兄弟の青春」の登録者数は46万人を誇る人気コンビ。現在は「高校生あるある」だけでなく「大学生あるある」「就活あるある」「社会人あるある」など幅広いコンテンツで活躍している。

元保険会社で営業として働いていた、卓也。芸人への転身のきっかけについて「元々ずっと芸人になりたいなとうっすら思ってたんですけど。」と当時を振り返った。働きだして3年目の秋ぐらいに、同僚とバーベキューをしていた時に酔っ払って転倒し、前歯を4本折るという大事故に遭遇したという。「病院の先生に言われたのが『この衝撃をちょっとでもずれて頭とかに食らってたら即死してましたよ』みたいな、そんなレベルだった」と語り、「こんな簡単に人って死んじゃうのって思ったときに、自分がちょっと本当やりたいことをちゃんとやろっかなって」と人生観が変わった瞬間を明かした。

その決意は固かったと言い、「もう翌日に辞表出した」という驚きの行動力を見せた。しかし、当時弟のゆうきは高校卒業のタイミングの18歳で、「これから人生を始める弟を巻き込んで何考えてんだ」と両親から猛反対を受けたという。

そんな両親を説得するため、卓也は営業時代の経験を活かし「弟は、大学決まってたんすよ。だから、大学卒業するまでに売れる算段は見えてる」「こういうルートでこうしてこうやって。何年前にテレビ出てこうすれば生活できるから」と保険を提案するのと同じ熱量でプレゼンテーションを行ったと語った。

12年前の大きな決断について、「芸人さんになって良かったと思います？」と大沢から質問を受け「もう大正解だ」と振り返り、「本当に好きなこととかも結構仕事になるじゃないですか。そういうのがやっぱりいろいろあってよかったなって思います」と現在の充実した活動について語った。

この元営業のスキルを活かし両親を説得したエピソードに「素晴らしい」と感嘆した大沢は「売れていただいてよかったです」と感想を述べていた。

【大沢あかね プロフィール】
‘85年8月16日、大阪府生まれ。「ヒルナンデス！」（日本テレビ系）に木曜レギュラーとして出演中。また舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」にジニー・ポッター役として出演するなど多方面で活躍している。