『ナイツ ザ・ラジオショー』×「ビバ・ラ・ジオ」

ニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』と、ジャイアンツが東京ドームで開催する試合で場内限定で生配信する音声コンテンツ「ビバ・ラ・ジオ」のコラボレーション企画が6月19日（木）のプロ野球交流戦 巨人×日本ハム戦で実施された。

『ナイツ ザ・ラジオショー』×「ビバ・ラ・ジオ」

ファーストピッチ登場前には、ジャイアンツのブルペンにて投球練習を実施。ピッチャーを担当する塙は、最初は「遠いな。難しいな～」とキャッチャーまで届かせる難しさを感じていたが、2～3球投げただけで「なんとなく掴んできたわ！」と言って、キャッチャーの土屋のもとへすんなりと球が届くように。「実際のマウンドは奥行きがあって、もっと距離が長く感じますよ」などスタッフからアドバイスをもらっていた。

『ナイツ ザ・ラジオショー』×「ビバ・ラ・ジオ」

そして、いよいよファーストピッチ本番の時。なぜか塙は自身が監督を務める漫才協会草野球チーム「浅草マンキース」のユニフォームを着用しており、「間違えちゃいました！」と言って観客の笑いを誘う。この日はニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』でゲストにバッテリィズ・寺家、ニッポンの社長・辻を迎え投球練習をしており「肩は温まっています！」と気合も十分。塙はバラエティ番組の影響で「運動神経が悪い」というイメージが定着しているが、今日は「それを払しょくして、モテたいです！」と宣言。

『ナイツ ザ・ラジオショー』×「ビバ・ラ・ジオ」

その宣言通り、見事にファーストピッチを成功させ、マウンド上で堂々たる思い切りの良いガッツポーズを披露していた。

『ナイツ ザ・ラジオショー』×「ビバ・ラ・ジオ」

興奮冷めやらぬまま、ナイツの2人は「ニッポン放送ショウアップナイター」実況アナウンサーで生配信のゲストを務めるニッポン放送・煙山光紀アナウンサーが待つ「ビバ・ラ・ジオ」の放送席へ。「大したもんですね！」と迎え入れられた塙は、「思ったよりも良かったですね！ 練習の成果が出ました！」と感想を。マウンド内は緊張したそうだが、「漫才でスベる恐怖に比べたら大丈夫だった（笑）」とのこと。土屋も「受けやすい球だった」と絶賛していた。

『ナイツ ザ・ラジオショー』×「ビバ・ラ・ジオ」

ファーストピッチの感想もそこそこに、パーソナリティ兼解説者として、野球トーク＆試合解説へ。塙の好きなジャイアンツの選手は門脇誠選手だそうで、残念ながらこの日はスタメン出場しなかったものの「大学の後輩なので、入団した時から応援しています。対談もしたことがありますが、真面目なナイスガイ。もう少しくだけてもいいとも思う（笑）」という印象を明かす。土屋の推しは丸佳浩選手で、「ナイツと同じ千葉出身ですから。頼りがいもある選手です」と語った。

そんな話をしているうちに、2回で上川畑大悟選手のタイムリーツーベースにより日ハムが1点先制してしまう。ナイツの2人は「新庄剛志監督さすがだな～！」「上手い位置に配置しますね」など、新庄監督の指揮に対して感心の様子。

この試合で、新庄監督は前日の試合から1～4番を総入れ替えするという大胆なオーダー変更を実行。前日18日のスタメン出場した選手がほとんど出ていないのだが、それによって「新庄監督のペースになっている」と煙山アナウンサー。ジャイアンツは3回にさらに3点を奪われ、塙は「いろんなパターンが組めるというのはすごいし、怖いことでもありますね」と日ハム選手たちの層の厚さに、感動に加えて恐怖すら覚えていた。

前日18日に行われた巨人×日本ハム戦では、巨人が勝利。なんとか連敗をストップさせ勝率を5割に戻しており、塙は「この点数を逆転できるかが、今年のジャイアンツの行方を握っていると思う」と期待をかける。

『ナイツ ザ・ラジオショー』×「ビバ・ラ・ジオ」

あわや日本ハム・北山亘基投手にノーヒットノーランを達成されてしまうか、という展開だったが、「まだわかんないよ」「1本ずつ、1本ずつ！」「集中！ 集中！」と放送席からエールを送るナイツ。阿部慎之助監督も8回に代打に坂本勇人選手を投入するなど対策を取るも、一本が出ず9回へ。達成まであと2人という土壇場でナイツの期待に応えたのが、大城卓三選手。「とにかくヒットを打ってほしい」と願うナイツの前で、なんとホームランを打ち、ノーヒットノーランを阻止。東京ドームに熱狂を巻き起こした。

思わず「急にホームランかい！」とツッコみつつも、大喜びする土屋。1対4という点差で敗れてしまったものの、塙も「ホームランの盛り上がりを生で感じられて、記憶に残る試合になりました。負けちゃったけど、良い試合だった」と大満足の様子で感想を語っていた。