高木ブー、中山秀征

ニッポン放送のイマジンスタジオから演歌・歌謡曲・J-POPのライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』（毎週日曜朝5時30分〜／司会：中山秀征・アシスタント石川みゆき）、9月28日放送分の収録が行われました。

石川みゆき、美里里美、高木ブー、千田裕之、中山秀征

今回のゲストは、高木ブーさん、千田裕之さん、美里里美さんです。

千田裕之

千田裕之さんは北海道夕張市の出身。20代で歌手を目指すもメジャーデビューには至らず、26歳で西武百貨店に就職。40歳で脱サラし、音楽プロデューサーを経て、52歳、『帰りたい』で歌手デビューを果たしました。現在はシンガーソングライター・作曲家・プロデューサーとしても活動しています。

懐かしの昭和歌謡から『卒業写真』（松任谷由実）を歌った千田裕之さん。イマジンスタジオに、中学時代の同級生が垂れ幕を用意し、応援に駆けつけてくれました。

「中学校のバレー部に所属していた3人は、ずっと親友で、お互い別々の道に進みましたが、いまもドラマの『俺たちの旅』みたいな関係を続けています」

最新曲『何故（なぜ）』は、6年前に提供した楽曲をこのほどセルフカバーしました。

「提供した当時から女性にとても人気があった作品です。別れ歌ですが、シャンソンテイストのお洒落な曲になっています」

千田裕之、中山秀征、石川みゆき

趣味で「ミニカー」をコレクションしている千田裕之さん。日本の乗用車を中心に、ダイキャスト（合金製）のミニカーを100台ほど集め、ガラスケースに並べています。

「100台そろえると本当に圧巻で、眺めているだけで心が和みます。サイズは1/8、1/10、1/24、1/64と様々ですが、どれも存在感があります。実物の車はなかなか持てませんので、ミニカーで満足しています（笑）」

美里里美

美里里美さんは宮城県富谷市の出身。清水アキラさんの秘蔵っ子として、2019年に『夕月波止場』でメジャーデビューしました。

「美里里美という芸名は、師匠の清水アキラさんにつけてもらいました。上から読んでも下から読んでも、裏から読んでも“美里里美”になるんですよ（笑）」

この日は、昭和の名曲から美空ひばりさんの『一本の鉛筆』を披露しました。

「これまでも戦争をテーマにした歌は歌ってきましたが、美空ひばりさんが反戦の思いを込めて歌ったこの曲を、もっと多くの方に知っていただきたいと思ったんです。これからも歌い継いでいきたいです」

新曲『女…序の舞』は4枚目のシングル。京都出身の女流画家・上村松園の一生を描いた作品で、清水アキラさんが作曲されました。さらに今回、美里里美さんは、初めて「舞」にも挑戦しています。

「ミュージックビデオでも舞を披露していますので、ぜひ、こちらもご覧になってください」

美里里美、中山秀征、石川みゆき

「TikTok」に動画をアップしている美里里美さん。最近はちょっとユニークな企画に挑戦しているそうです。

「着物を着て走る、という動画を撮り始めたんです。といっても、ドタバタと走るわけじゃなくて、着物姿らしく優雅に小走りしているんです。アップしたばかりで、これから反響があれば、第二弾、第三弾もやってみたいと思っています。着物って堅苦しいイメージを持たれがちですが、こういう形で親しんでもらえたらいいなと思っています」

高木ブー

ドリフ結成60周年を記念して、セーラーズとコラボしたＴシャツ姿で登場した高木ブーさん。1964年にザ・ドリフターズへ加入し、『8時だョ！全員集合』で国民的人気者に。現在はウクレレ奏者として活動し、日本にウクレレブームをもたらした第一人者でもあります。そして今年、92歳を迎えられました。

1曲目は、ハワイアンの大御所・大橋節夫さんが手がけた名曲『グッバイ・ホノルル』を弾き語りで披露。やさしい歌声とウクレレの音色が、会場を一気に南国ムードへと誘いました。

続く2曲目は、ハワイアンのスタンダードナンバー『小さな竹の橋の下で』。この曲は、ディック・ミネさんや大橋節夫さん、日野てる子さん、石原裕次郎さんなど、多くの歌手に愛されてきた名曲で、高木さんならではの温かな歌声に観客も大きな拍手を送っていました。

石川みゆき、高木ブー、中山秀征

高木ブーさんは、昨年8月に当番組に出演されましたが、その直後の9月にアキレス腱を断裂する大怪我を負われました。楽しみにしていたロックフェス『山人音楽祭』（前橋市）への出演は断念せざるを得ませんでした。しかし、今年9月20日には見事にリベンジし、氣志團やかりゆし58など人気バンドと共演されました。

今年7月には、ハワイで開催されたインターナショナルウクレレフェスティバルに、バンド「1933ウクレレオールスターズ」で出演。1933年生まれのリーダー・高木ブーさんをはじめ、サザンの関口和之さん、野村義男さん、荻野目洋子さんら7人編成で、華やかな演奏を披露しました。