『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピンpresents リトルジャンガミーティング ‘25』

アンガールズ（田中卓志、山根良顕）がパーソナリティを務めるニッポン放送のポッドキャスト番組『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピン』（毎週木曜日18時頃配信）の番組イベント『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピンpresents リトルジャンガミーティング’25』が、11月29日に有楽町・よみうりホールにて開催され、番組おなじみのコーナーはもちろん、アンガールズ結成25年にまつわる企画も実施し、集まった過去最大人数のリスナーを楽しませた。

『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピンpresents リトルジャンガミーティング ‘25』

おととし7月の「表参道GROUND」では300人、昨年3月の「赤坂・草月ホール」では500人、昨年11月の「池袋サンシャイン劇場」では800人と、回を重ねるごとにキャパシティも増やしてきた本イベント。4回目となる今回、集まったのはなんと1100人。オープニングでは来場したリスナーに感謝を伝えたり、イベントグッズの「ジャンピンの日の靴下」を履いてこなかった山根をわざわざ楽屋まで履きに行かせたり、十分に盛り上がったところで「オールナイトニッポンPODCAST」（山根）「アンガールズのジャンピン presents！」（田中）「リトルジャンガミーティング 25！」（全員）とタイトルコールを掛け合って、イベントをスタートさせた。

『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピンpresents リトルジャンガミーティング ‘25』

オープニングトークでは、「どうしても話したいことがある」と話し始めた田中。この日のよみうりホールが初めて利用した会場だったためトイレの場所がわからず、またマネージャーからの説明も間違っており、間に合わずに粗相してしまったと明かすと、会場の女性リスナーから悲鳴が上がる。

そんな大変な思いをしたことから「今日最低な日！　山根に任せた！」と山根に丸投げするのだが、その山根も朝から不遇な目に合っているそう。今日は娘の参観日だったため、自分と妻のスリッパを用意しておこうと押入れ内を探していたら、何を探していたか忘れてしまう。これを3回繰り返した……という年齢を感じさせるエピソードを披露。さらに、妻から渡された水筒の中身が熱すぎて火傷したという、2人とも朝から散々な目にあったことを明かしてリスナーを笑わせていた。

『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピンpresents リトルジャンガミーティング ‘25』

最初の企画では、ep.208でアンガールズとラパルフェ、ちゃんぴおんずで韓国カジノトークで盛り上がったということで、ワタナベエンターテインメントに所属する芸人やタレント51人をトランプに魔合成した「ワタナベエンタトランプ」を作成。それを使ってポーカー対決を行うことに。もちろん数字を揃えるというルールではなく、コンビやトリオ、さらにはクズ芸人、ギャル、ネタ作ってないなど“要素”で繋がりを作って競い合う。

『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピンpresents リトルジャンガミーティング ‘25』

一発目に田中はスーパー三助（にゃんこスター）、山根はこてつ（ファイヤーサンダー）を出して「ワタナベの最弱タレントを引き当ててしまった！」と、早々に頭を抱える展開。田中はマルシアを引き当て、「まーちゃん」から秀ちゃん（中山秀征）やチャンかわいなど“ちゃん”で繋げようとするが……。さらに、田中が澤部佑（ハライチ）に続いて自身のカードを出したことで“ハゲ”のロイヤルストレートフラッシュを狙ったり、山根がイモトアヤコ＆バービーという“元コンビ”ペアを引き当てたりと、大いに盛り上がった。

『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピンpresents リトルジャンガミーティング ‘25』

続いては、特別企画「連れ添って25年 パネルトーク アンガー25」へ。結成から今まで25年連れ添った中で、思わず滾った、今でも忘れられない25の“アンガー”なテーマについてトークしていく。『ジャンピン』で2人のファンになった方から、よく「出会いのきっかけを聞きたい」などアンガールズの歴史を知りたいというお便りが届いていたのだとか。

最初のテーマは、出会いのもととなった旅行サークル「ボルケーノ」。「そこで出会っていなかったら、今ここにはいない」（山根）「山根が“お笑いしたい”と話しているのを聞いて、俺も（お笑いを）意識し始めた」（田中）など感動的な話が飛び出し、またサークルのトイレを汚してしまった山根のせいで、全メンバーを巻き込んだ説教大会になってしまったという大学生らしい思い出も。

『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピンpresents リトルジャンガミーティング ‘25』

「マネージャー」というテーマでは歴代のマネージャーに触れて、彼らの戦略で「キモかわいい」から「キモイ」にイメージが変わったと明かす。記念すべきゴールデン初レギュラーとなった『爆笑問題のバク天！』は、ジャンガジャンガがブレイクするきっかけとなった番組。そのジャンガジャンガの誕生秘話のほか、お世話になった先輩について、また知名度を上げてくれた番組への感謝を述べたりと、貴重な話が多数語られた。

そして、いよいよイベントのメイン企画。番組お馴染みのコーナー「夫婦クイズ」の特別編「夫婦サミット」を、ゲストに“奥様界の鬼舞辻無惨”こと野々村友紀子と“夫界の馬柱”土屋伸之（ナイツ）を迎えて展開していくことに。野々村のことを「奥様界の鬼舞辻無惨」と呼び始めたのは山根で、鬼嫁を肯定する発言をしていることで「全国に鬼を増やしている」と思ったことがきっかけ。今回、ハゲ柱（田中）・細柱（山根）・馬柱（土屋）の3人で、無惨に立ち向かっていく。

『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピンpresents リトルジャンガミーティング ‘25』

だが、リスナーから寄せられた夫婦クイズに、野々村だけが全問正解。柱3人は「しくじる男の正解をわかっている！」「かなわない！」「全部読まれてる！」と両手を上げて降参をあらわに。

解答を考える中で、山根と土屋が妻に言われてGPSを付ける生活を送っていることが明らかになり、野々村から「夫婦はお互い様とおかげ様。イライラすることもあるけど、この人と出会えたから幸せなんだと思って、GPSを付けられないような行いをしてください」と、ありがたい言葉が贈られ、メインコーナーは締められた。

『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピンpresents リトルジャンガミーティング ‘25』

なお、コーナー転換中に幕間映像が挟まれ、番組内で話題になったエピソードにまつわる場所をめぐるといった内容に。田中は、過去に遭遇したカエルはヒキガエルorウシガエルだったのか確かめるロケを。山根は街で出会った犬の種類を当てる企画や、ドッグレースで愛犬ロクシーちゃんが大活躍する様子を映したほのぼのVTR。そして、未来への展望を語りつつもハプニングが発生したアンガールズ2人のドライブ動画など、見応えたっぷりの内容となっていた。

エンディングでは、来年11月21日（土）にKanadevia Hall（カナデビアホール）にて次回イベントが開催されることが発表に。キャパは今会場の倍以上となり「埋まらなかったらやばい！」と不安を訴えるとともに、「1年かけて頑張ります！」と意気込み、集まったリスナーから応援の拍手喝采が巻き起こり、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。

このイベントの模様は、12月13日（日）23時59分まで見逃し配信でも視聴可能。配信チケット購入者限定でアフタートークを見ることができる。アフタートークも追加された完全版の配信は12月1日（月）18時から。詳しくはイベント公式HPにて。