リオオリンピック・重量挙げ競技、女子48キロ級で銅メダルを獲得した三宅宏実選手に、ニッポン放送の垣花正アナウンサーがインタビューしました。
垣花正アナウンサー(以下垣花) 会場で見ていたんですよ。会場がすごい空気でしたね。2回失敗して3回目のスナッチに全てかかっていて、それがダメだったら今回メダルが無かったじゃないですか。2回目と3回目の間はなにを考えていましたか?
三宅宏実選手(以下三宅) 弱気な自分もいたりして、正直ダメかなと思っていたんですけど、でも最後、なるようになれ、運命に従おうと思って。そしたら3回目挑むときに、(どの国か)関係なしに皆さんが応援して下さったときの熱気がすごくて、それがまた私を後押ししてくれたのかなと思います。
垣花 ということは、登場したときの歓声が気持ちの切り替えにつながったんですか?
三宅 それもありますね。目に見えないいろんなものがパワーになって支えてもらえましたね。
垣花 弱気な自分と言ってましたが、なんで失敗したんだろうという思いと、もういいやという開き直りとどっちが強かったんですか?
三宅 動揺のほうが隠せなくて、これで夏が終わりかなと思いました。でも運命に従おうと思って無心で3本目とにかく頑張ろうと。まだ、運があったなと思います。
垣花 夏が終わっていないなと思った?
三宅 思いました。次にいけると。
垣花 メダルとバーベル、どちらが重いですか?
三宅 すごい質問ですね(笑)。いやーどっちも重いです。50:50です。
垣花正のあなたとハッピー!
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