空と宇宙の境目はどこですか? 【鈴木杏樹のいってらっしゃい】
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『JAXA・宇宙航空研究開発機構』のホームページには宇宙に対する疑問や質問と、その回答が載っています。
例えば『宇宙の写真を見ると、太陽があるのに真っ暗なのは何故ですか?』という質問です。
確かに地上では、太陽が出ている昼間は明るくて、太陽が沈んでいる夜は暗いです。
ところが宇宙では、太陽によって『国際宇宙ステーション』や『スペースシャトル』が明るく照らされていても、背景の宇宙空間は真っ黒です。
その理由ですが『太陽の光を反射する物がないから』だそうです。
私達が物を見ることが出来るのは光が当たって、それが反射して目に届くからです。
ところが、宇宙空間はほとんど何もない真空状態なので反射する物がなく、光はまっすぐ通過してしまいます。
そのため、私達の目に戻って来る光がないので、宇宙空間が黒く見えるのだそうです。
地上には空気がありますので、空気の小さな粒(分子)に太陽の光が当たって、それが様々な方向に反射するので、空が明るく見えます。
この時、青い光が最も反射するので、空は青く見えるそうです。
続いては『空と宇宙の境目はどこですか?』という質問です。
確かにどこまでが“空”で、どこからが”宇宙”なのか?分かりませんよネ。
実は地球の表面から、はるか宇宙空間まで繋がっているため、“どこからが宇宙”という境目はないそうです。
そこで一般的には“空気がほとんど無くなる100kmから先”を“宇宙”としているそうです。
(2016/9/14放送分より)
スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい
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