世界最大の音楽配信サービス「スポティファイ」が、今日10日より日本で一般公開を開始しました。広告付きのフリープランと、全機能を広告なしで利用できる月額980円(税込)のプレミアムプランと2つのサービスを提供します。
Spotifyは、2008年にスウェーデンでローンチされた世界最大の音楽ストリーミングサービス。広告付きの無料プランと月額980円の有料プランを提供しており、無料プランでもフルでの楽曲再生が可能となっています。
ユーザー会員数は全世界で1億人を突破、有料会員数は4000万人を超えているSpotify。
これまでの招待制に変わり、一般公開したことにより日本の誰もがスポティファイが提供する4000万曲以上を自由に楽しむことができます。
「すべての人にどこでも音楽を届けたい」と提供するフリープランではスマートフォン、パソコン、PlayStationなどのデバイスから国内外で人気の楽曲や最新ヒット曲にアクセスできます。さらに、FacebookやLINE、Twitter、Eメールなどで友達と共有でき、好きな楽曲をFacebookのプロフィールページにアップしたり、Twitterで楽曲やアルバム、プレイリストをシェアすると"スポティファイを立ち上げなくても"30秒間視聴することができます。
音楽業界でもスポティファイの存在感は増しており、今年の大ヒット映画「君の名は。」の劇中音楽を担ったRADWIMPSの野田洋次郎のソロプロジェクトillion(イリオン)もスポティファイのプレイリスト機能を通じノルウェーで火が付き、さらにイギリス、世界中から注目を浴びています。
今誰かと状況を共有したい、今見ている景色を共有したいという願いを近年のSNSサービスが叶えてきたが「音楽」を大切な人と共有し、さらにあらゆる世界中の人と共有するという時代が来たようです。