30日(木)深夜放送の「ニューヨークのオールナイトニッポン0(ZERO)」最終回で、ニューヨークがリスナーに最後のメッセージを送った。
最終回となったこの日、番組ゲストとしてお馴染みの芸人たちがスタジオに駆け付けた。さらば青春の光・森田、ラブレターズ・溜口、バイク川崎バイク(BKB)、そしてナインティナイン・岡村隆史もスタジオに顔を出した。屋敷は「落ち着く、泣きそう」と言って、予想通りの、いつも通りの顔ぶれを歓迎した。
途中、ニューヨークへのサプライズプレゼントがあり、オールナイトニッポン繋がりで仲良くなった三代目 J Soul Brothers 山下健二郎からのメッセージや、ヘビーリスナーで、新日本プロレスのポスターや選手グッズのイラストを描いている坂井永年からのプレゼントが届いた場面も。番組では「獣神相談ライガー」という人気コーナーがあったが、イラストレーターの坂井永年が新日本プロレスの“獣神サンダーライガー”選手にコンタクトを取り、Tシャツにサインしてもらったものを番組へ送ったのだ。
放送中、急なニュースが飛び込み、岡村をはじめ遊びに来ていた芸人がまとめてブースの外に出されたり、先週の放送と合わせて5度目の“ショートコント・ハプニングバー”を披露したり、1年間の思い出を詰め込んだ最終回の為だけに作られたスペシャルジングルが流れるなど、あっという間に時間が過ぎた。
屋敷:もう間もなくですよ、あと23分くらい。終わっちゃいますね
嶋佐:1年間はあっという間で、このラジオをきっかけに僕たちのことを知ってくれた人たちがたくさんいたのが本当に有難い
屋敷:先輩に「ラジオ終わるらしいなー、何でなん?正直ムカつくだろ?」って言われるけど
嶋佐:全然ですよ。僕らを抜擢していただいて
屋敷:どっちかと言ったら、そっちだよな。やらしていただいたってことの方が大きくて。本来、ラジオは売れてからやるものだと思っている。だから、その期待に応えられなかったのは申し訳ないし、リスナーにも申し訳ないと。自分たちを見つけていただいた感謝しかない
嶋佐:ホントにそうだよね
屋敷:ちゃんと売れてな
嶋佐:またやれたら良いなってメチャメチャ思いますし
屋敷:恩返ししたいですよ
1年間、毎週木曜日深夜3時から生放送のために夜起きていた生活が、次週の木曜日には、家にいることを想像すると違和感があるといい、「これからどんどん悲しくなっていくんだ」と屋敷が弱気な発言をすると、嶋佐が「『ニューヨークのオールナイトニッポン0(ZERO)』ロスは、リスナーさんが感じてくれれば良いことで、我々は次にいきますから!」と番組を終えた後は次のステージへ行くことを宣言。
4月以降の木曜深夜3時からの「オールナイトニッポン0」は、ロックバンド“SUPER BEAVER”(スーパービーバー)のヴォーカリスト・渋谷龍太がパーソナリティを務める。後番組のパーソナリティが気になり、渋谷のことを検索して調べたという屋敷は、「PVを見たら意外と細かった。意外と喧嘩っ早くなさそうだったよ。文化系みたいな感じだった。意外と面白いラジオをする可能性があるなぁ」と、心配し「SUPER BEAVERに乗り換えるなよ!?」と番組が終わっても、いまの思いを薄れずにいてほしいとリスナーに呼びかけた。
そして迎えたエンディング。1年間、意図せず“童貞”から支持され、「不本意なリスナー層」と言いながらも、童貞を中心としたリスナーへ向けて、最後の挨拶をした。
『みなさん!童貞の方はスグに、童貞を捨ててください。これが、僕たちが1年間ラジオをやってきた上での最後のメッセージです!本当に1年間、みなさんのお陰でここまでやってこれました。また絶対にやりますんで!その時には聴いてください。1年間ありがとうございました。ニューヨークの屋敷裕政と、ニューヨークの嶋佐でした。ありがとうございました!さよならぁー!……終わりです!(笑)』
放送終了後、ニッポン放送の前には100人ほどのリスナーがニューヨークを出迎えた。この日の放送の模様は、radikoタイムフリーサービスで聴くことができる。
<期間限定!radikoタイムフリーで聴く>
番組名:ニッポン放送「ニューヨークのオールナイトニッポン0(ZERO)」
放送日:3月30日(木)27時~28時30分
パーソナリティ:ニューヨーク(屋敷裕政・嶋佐和也)
タイムフリー:http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20170331030000
番組HP:https://www.allnightnippon.com/program/zero/thu/