必見!「流行する前に発見する」を誰でも簡単に実現できる方法
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【イベントレポート⑤】
2017年3月19日、ニッポン放送イマジンスタジオにて、吉田尚記&中村繪里子によるトークライブ「本格雑談 くちをひらく」第3弾が開催された。
今回(第5話)は、SXSWで知り合った、吉田アナと、尾原和啓さんの共通点とは……?
吉田:尾原さんにとって『次に会う人』の基準ってあるんですか?
尾原:そこは僕の快感原則を既に言語化してます。『ストレングスファインダー』という、100個くらいの質問に答えると、自分の『強み』を34個の種類の『強み』から判定してくれる便利なものがあるんですよ。
吉田:才能に出会おう、っていうやつですね!その本の初版買いました。
尾原:それでいうと、僕の『強み』の1位は『着想』なんですよ。2位が『コミュニケーション』、次が『学習欲』。だから僕にとって大事なのは、着想が生まれる場所に居る事なんです。
中村:その結果がビジネスになっている、と。
尾原:でも、人と人とを出会わせる事で、直接、何かよこせ!とか儲けてるわけじゃないんですよ。人と話して「その着想が有ったか!」と気づくのが、あくまで自分の快感で。
吉田:なるほど!
尾原:また、見返りを求めないで、快感で人と人との出会いを作っている、という評判が広がると、また新しい人が会ってくれるようになるんですよね。
中村:下心も無く、利用しようとしてるわけでもないですからね。
尾原:そういうのが溜まっていき、その中で人と人とを繋げたあとで「あれ?どうなりました?」って聞くくらいでちょうど良い。
吉田:それはなかなか真似できないですね。
尾原:じゃあ1個だけコツを教えます。実生活の中でいうと、自分に合った美味しいレストランを流行る前に見つける、というのが実用性高いですよね。
中村:うんうん!
尾原:ではまず、自分が好きなレストランの食べログを見て、そこのレビューに最初にコメントを書いてる人と、2番めにコメントを書いてる人だけ、リストアップしていってください。それを続けていると、かならず書いてる人が被ります。
中村:なるほど~。
尾原:そうやって、高確率で自分が好きなレストランをレビューしてる人をフォローして、その人がレビューを書いた日の次の日から、3日間行くんです。なおかつ、その店が好きそうな友達を毎回連れていく。そうするとお店側に認識されるし、商談とかで使っても良くしてくれる。
吉田:それ……僕がアイドル現場でやってる事を一緒だ。
尾原:でしょ!
吉田:デビューした直後のアイドルを見て、「このアイドル凄いっすよ!」って外に広めるのが好きなんですよね。その後、ガーッと盛り上がった頃には、もう僕は冷めちゃったりしてるんですけど。
尾原:そうそう、流行った頃には飽きちゃってるタイプだけどね、僕らは。
吉田:そうなんですよね。
尾原:応用編で言うと、新しい分野で気になる事があったら、その分野にツイートしてる人達を探すんです。それで、その人達が共通してフォローしてる人達を探す。また、その人達が共通してフォローしてる人を探していくのを続けると、情報の上流が見つかる。
中村:源流に近づくんですね。
尾原:僕の場合、その源流の人がフォローしてる人をフォローする用のアカウントを作るんです。
中村:その人と同じものを見るという事ですね!
尾原:それで相手の人が見てるものと、相手の人のツイートを連動して見ていくと、何をインプットして、何をアウトプットする人なのかわかってくるし、これを3週間くらい続けていると、相手から自分に対して興味を持ってもらえるような、自分になれる。
吉田:なるほど!
次回(第6話・最終回)は、3人の雑談から見えてきたものにスポットライトを当てます!
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