お待たせしましたっ!昼ドラで一世を風靡した東海テレビの本領発揮です‼
お家芸の”ドロドロ”がさらに進化してオトナの土ドラに帰って来ます。
愛、欲、嘘、秘密、妬み、憎しみ、復讐、背徳、裏切り、そして殺人…人間の“ドロドロ”したところを、すべててんこ盛りにしたオトナの土ドラ『屋根裏の恋人』。
実はこのドラマ、山口百恵さんの『赤いシリーズ』や『スチュワーデス物語』『スクール☆ウォーズ』『ヤヌスの鏡』など、大ヒットを飛ばし続けたあの大映テレビのプロデューサーと脚本家の旺季志ずかさんが長年温めていた企画で、ついに東海テレビで実現したのです。
大映テレビと東海テレビがタッグを組んだのですから”ドロドロ”のアンビリーバブルな展開は間違いなし!しかも演出は、恐ろしすぎる『リング』や『クロユリ団地』などジャパニーズホラーのレジェンド・中田秀夫さんです。
さてさてその内容とは…タイトル通り、突然現れた18年前の恋人が、勝手に主人公の家の屋根裏に棲みついてしまうのです。ほら、この設定がもう信じられないでしょう?
彼は何から逃げているのか?
棲みついた本当の目的はなんなのか?
そして、屋根裏から彼が暴き出す家族の抱える秘密とは?
平凡ながらも幸せな日々を送っていた主婦に、次々と突きつけられる衝撃の事実…。
信じていた家族の絆は、もろくも崩れ去っていく。
その男は、救いの天使か、全てを壊す悪魔なのか。破滅の音は、屋根裏から聴こえてくる…
今回も制作発表会に潜入完了!
ヒロインの主婦・西條衣香役は、石田ひかりさん。ツルツルお肌と優しそうな雰囲気が素敵でした。
夫でアナリストの西條誠は、勝村政信さんが演じます。古臭いカチカチの固定観念に囚われた役柄とは裏腹に、終始会場を笑いの渦に巻き込みます。
そして!大問題の屋根裏の恋人・瀬野樹役は…今井翼さん。アイドル・タッキー&翼とはまた違う一面を醸し出していて、無精髭までセクシーです。
今井さんは「前例がない役なので咀嚼するのも難しいが、チャレンジである役どころ。振り切って演じている」と役を楽しんでいる様子。しかし「自分の屋根裏に元恋人が棲み着いたら?」の質問には「即通報!」とバッサリ。
一方、今井さんに怒りを向けたのは勝村さん。「時間というものは残酷です。手塩にかけた教え子が人の妻に手を出すという…冗談じゃない!翼にはガッカリですっ!!」と言い捨てると、会場が大爆笑に包まれました。
実は、勝村さんと今井さんは、以前ドラマで先生と生徒の役で共演していたのです。
立場がまったく違う再びの共演に、今井さんは「そういう脚本ですから」となだめつつも、「ただ僕としては負けられない戦いです」と意気込みを見せました。
そんな二人のやりとりを目を細めて見ていた石田さん。ドラマの内容にちなんで「覗かれたくない瞬間」を聞かれると、「スーパーのレジで、ポイント使えますか?と言っているところ」と主婦らしい発言でほっこり和ませてくれました。
今回は14年ぶりの主演ですが、ここまでドロドロのドラマは今まで経験がないそうです。
「ありえない話なので本当に難しい役。日々もがき、苦しみながら格闘していますが、充実した日々を過ごしています」と久しぶりの主演に、全力で打ち込んでいる様子が伺えました。
今井さんの印象を聞かれると「真面目!でも小学生みたい。ずっと野球の話ばかり。勝ち負けからモノマネ、応援歌まで。とってもセクシーで素敵な声なのに…でもそのギャップが可愛い」とコロコロ無邪気に笑っていました。
セクシーで素敵な声…今回のドラマでは、耳元で凄いセリフを囁きまくるそうですよ。これも見どころの一つですね。
反対に今井さんの石田さんへの印象は「ずっとドラマを拝見してきているので、こういう役柄で共演するとは…やはり女優さんだなと思う。役の咀嚼の仕方、カメラの前など、勉強させてもらっている」と感心しきりでした。
制作発表会では、サプライズもありました。
5/25にお誕生日を迎えた石田さんに、二人からケーキと花束のプレゼント!
元恋人と夫、どちらのケーキを「あ~ん」して食べるか迫られると「ごめんなさい!」とお約束通り、今井さんのをパクッ。
「やらなくてよかったじゃん!」と不貞腐れる勝村さんにドッと会場が沸きました。
三人が口を揃えていたのは「台本をもらうたびに驚きを隠せないのに、現場に行ったらさらにすごい演出が待っている」「信じられないセリフのオンパレード」など、ドラマがどれほど“ドロドロ”であり得ない展開なのかを物語っていました。
オトナの土ドラ『屋根裏の恋人』は、フジテレビ系全国ネットで、6/6(土)午後11:40~放送開始!
背徳の恋と怒涛の展開…かつてないラブサスペンスがいよいよ幕を開けます。
“ドロドロ”な土曜の夜に、日本中がザワザワしそうです。
オトナの土ドラ『屋根裏の恋人』
2017年6月3日(土)スタート
毎週土曜日 23時40分~24時35分
レポート:ひろたみゆ紀