2日(月)深夜放送のラジオ番組「ランパンプスのオールナイトニッポン0(ZERO)」で、お笑い芸人でパーソナリティのランパンプス・寺内ゆうきが同番組の“終了を思わせる証拠”を見つけてしまったことを明かし、番組継続のために再度オーディションを受ける旨を宣言した。
ランパンプスといえば、オールナイトニッポンのパーソナリティオーディションで693組もの応募の中から選ばれ、「オールナイトニッポン0」の毎週月曜日27時からの放送枠を実力で獲得。この春2017年4月3日(月)から放送がスタートし、初回時からTwitterのHOTワードランキングで1位を獲得するなど話題を呼んだ。
これまでに同番組では、俳優の菅田将暉の“スタンディ”(顔をはめるタイプの等身大パネル)を自作してスタジオ内に持ち込んだり、深夜にリスナーを巻きこんで“忘れ物”を大捜索させたり、パーソナリティをたった1人で東京から山口県まで旅をさせるなど、ラジオ界の風雲児としてファンを増やしてきた。
またラジオとは別の活躍では、東京都の待機児童対策として、保育の現場で働く人を応援するサポーター“とうきょうホイクマン” にランパンプスが任命され、小池百合子都知事より任命状とエプロンを受け取った模様は、各メディアでも取り上げられた。
この日、番組の前半から深いため息をつき、「言いたくないけれど、言わなければいけないことがある」と神妙な様子の寺内。その理由は、オールナイトニッポンが放送開始50周年を記念し、2018年10月までに50の企画を発信していくということがHPで掲載されており、その内容を見たところ、新たなパーソナリティを一般公募することが記載されていたのが原因だという。
寺内:オールナイトニッポンが50周年を記念して50個の企画をするということで、そのHPを見たんです。その中で見つけちゃったのよ。14番目の項目に『~次の50年を担うパーソナリティは誰だ?~オールナイトニッポン “next50 オーディション”』という記載が・・・
小林:え?
寺内:さらにHPには、『次代のオールナイトニッポンを担うパーソナリティを、プロ・アマ問わず一般公募。最終通過者は、2018年4月からの「オールナイトニッポンZERO」レギュラーに起用予定』と書いてある
小林:俺らの番組に変わるパーソナリティってこと?
寺内:終わるんじゃん!
小林:まだ僕たちの番組が終わるとは、決まっていないんですよね?
寺内:いや、どう考えても俺らでしょ!!
小林:まだ分からないし、そんなこと言うのはやめよう
寺内:こんなに早い番組終了のお知らせなんてある!?だいたいが2週間前とかじゃない?半年前から予告するなんて
小林:しょうがないよ。僕らだって、1年間も番組ができると思っていなかったし
寺内:まあ、そうですね。ぶっちゃけると、この番組は半年間だけの予定だったんですよ
小林:本当にね、これガチの事実です
寺内:つまり、本来は先週9月25日の放送で番組が終わる予定だったんです。でもそれを乗り越えた!
小林:そう、これは素晴らしいことだよ
寺内:だから、これからも頑張っていこうと、1年、2年、3年継続しようと思っていたのに、こんな形で出鼻が挫かれるなんて
小林:まあまあ、しょうがないよ
寺内:この番組のディレクターにも「あ、バレちゃいました?」って言われて。味方がいない!だから誰にも頼らない。自分の身は、自分で守らないといけない
小林:そうだね
寺内:だから、再来週の10月16日(月)は『次の50年を担うパーソナリティは俺たちだ!~オールナイトニッポン “next50 世界最速オーディション”』と題した企画を行います!あと、我々はオーディションに出ます!!
小林:え!?番組継続のために、またオーディションを受けるの?(笑)
寺内:継続のためじゃない。次の50周年番組を担うためです。だから、もしかしたら我々ランパンプスが番組を2枠持つかもしれません
寺内は“番組が終了するかもしれない”ということで頭がいっぱいになり、声を荒げ、来年の放送枠も獲得するべく、再びオーディションを受けると宣言。さらに、正式なオーディションが行われる前に、「ランパンプスのオールナイトニッポン0」内でのオーディション企画を強行。しかもそのオーディションには、ランパンプスと同じく最終選考まで残ったお笑いコンビ“ランジャタイ”をゲストに招き、危険な芽は早めに摘むという作戦のようだ。