コトブキツカサ、ハーヴェイ・ワインスタインを語る

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25日、Webラジオ番組「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」第13回が配信され、世界的スキャンダルとなっているアメリカの映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインについて語った。

コトブキツカサ、ハーヴェイ・ワインスタインを語る

ハーヴェイ・ワインスタインは、映画「恋におちたシェイクスピア」や「シカゴ」でアカデミー賞を受賞したアメリカ映画界の超売れっ子の映画プロデューサー。コトブキは「数週間にもある仕事で彼について解説したばかり」と語るなど、現在の映画界における重要人物の一人と言えるが、先日、30年以上にわたるセクシャルハラスメントを報じられ、遂には映画業界から追放された。

コトブキは「アンジェリーナ・ジョリーやミラ・ジョヴォヴィッチほか、大物が声を上げている。今回のことについては、疑惑でもなく完全なクロだろうと思う。その点については、弁護の余地はなく糾弾されるべき。ただ、僕はその点とは切り離して、彼が興した映画会社や、彼自身による功績の部分もお話してみたい」と語りだした。

まずは、クエンティン・タランティーノ監督の才能を見出し、大きくブレイクするキッカケを作ったのも、ハーヴェイ・ワインスタインだと語る。代表作「パルプ・フィクション」の配給は、ミラマックスが行っており世界的ヒットに繋がったと解説。そのタランティーノ監督は今回の騒動について、「彼は仲のいい友人だから、今は言葉がない」とコメントしている。

貢献という意味では、1997年の名作映画「グッドウィルハンティング」のエピソードも語られた。この作品は、名優マット・デイモンとベン・アフレックが大学時代に共同で書き進めていた脚本を映画化したものだが、最初はどの映画関係者も関心を示さず、制作は難航していたという。そんな中、脚本の内容を評価し、映画化までの道筋を作ったのがハーヴェイ・ワインスタインだとも言われている。映画化された「グッドウィルハンティング」はその後、大ヒットとなり、アカデミー賞で最優秀脚本賞を受賞した。

コトブキは、「その他にも、映画界への貢献は数多くあるけれど、彼の行為は本当に許されないこと。残念だ。」と語った。

「コトブキツカサのオールナイトニッポンi(第13回)」は、期間限定で無料で聞くことが出来る。

【タイトル】コトブキツカサのオールナイトニッポンi
【メール】 kotobuki@allnightnippon.com
【ハガキ】〒100-8439 ニッポン放送 『コトブキツカサのオールナイトニッポンi』係
【配信日】毎週木曜日
【第13回URL】https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_kotobuki_013

※番組では、「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」を広めるアイデアを募集中。SNS、学校、職場、その他、さまざまな方法で番組の存在を広く知ってもらう方法、多くの人に聴いてもらう方法を考えて送ってください。

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